モーションウィジット

2018年1月20日土曜日

【観光】大阪の偉大な歴史をコンパクトに知るには

今回の大阪旅行にて、行ってみたかったのが大阪歴史博物館。
 
東京でいえば、江戸東京博物館みたいなものでしょう。
歴史ある街、大阪を知るには近道なんじゃないかなと。
 
本来であれば、この博物館だけでも午前中いっぱいをかけるべきところですけど、既に大阪城も観てきたし、この後は真田丸跡まで歩いて、ランチは難波まで行かなくちゃ。
よし、あれこれ考えずに一先ず入ってみよう。
 
入館料600円を払って、エレベーターで10階に。
 
いきなり目の前に広がるのは、本当にビルの中なのかと疑いたくなるような大掛かりな中国風の宮殿、難波宮です。
平城京、平安京、それに長岡京ぐらいは日本史で勉強するものの、難波宮というのは知られていないと思います。
 
解説を読むと、難波宮は645年にはあったとのこと。
ということは平城京より古くからあって、しかも長岡京から平安京に遷都する直前、793年まで副都として存在したんだとか。
 
その難波宮が大阪城のすぐ横にあったと判明したのは1960年代。
少し大袈裟に言えば、日本版のトロイ遺跡ですね。
 
大阪歴史博物館からは、その難波宮跡をクリアに見下ろすことができるんです。
大阪の街にポッカリと空いた空間、何とも凄い発見じゃないですか。
 
館内には当時の様子が伺える模型も。
こんな立派な古代の街があったのは、大阪が誇るべき特徴なんだと感動です。
 
別の角度からは、大阪城を見渡すことも。
 
いや~、立派な城だなぁ。
真田丸は難波宮跡の更に南側、かつては江戸城を凌ぐ規模の城だったんだなということを実感できるのが、この大阪歴史博物館。
 
この橋、江戸東京博物館の日本橋を意識したものなのかな。
模型であって人間は渡れないものの、かつての大阪の賑わいを感じられるディスプレイ。
 
寄席の模型も大阪っぽい賑わいを表現してますね。
 
あれ、そういえば江戸東京博物館にも似たような模型があったな。
まぁそんなことは気にせず、大阪の活気を感じることができる展示の連続。
 
明治以降の大坂、等身大の街の様子を練り歩くことができます。
現代の大阪だけでなく、古き時代の良さも実感できる大阪歴史博物館、なかなかの見ものですよ。
 
 
大阪歴史博物館
大阪市中央区大手前4丁目1-32(最寄り駅は地下鉄谷町線、中央線の谷町四丁目駅)
06-6946-5728
開館時間 9:30~17:00
休館日 火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/4)
 

0 件のコメント:

コメントを投稿