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2023年8月18日金曜日

【旅行】本栖湖と精進湖は、大自然を感じるウォーキング向き

【この記事のポイント】
・本栖湖と精進湖の観光スポットを偵察... のつもりだったけど、今回で全て巡ってしまったような...



河口湖に通うようになって2年弱経過しますけど、本栖湖と精進湖には行ったことがないんですよね。

というのは、河口湖駅からこの方面へのバスは1日に5本のみしかないから。
今回は妹の車があるので、まずはどんな観光スポットがあるのかを偵察してみようと、一人でドライブに行ってきました。

まずは本栖湖に、ここまで30分ほど走っている間に雨が降ってきてしまった。
キャンプ場がある程度、観光地スポットも特にはないようですね。

本栖湖は標高900m、東京とは季節ズレているので、7月中旬でも紫陽花が綺麗に咲いているんです。
綺麗だなと写真を撮っていたら本降りに、仕方ない、湖を車で廻って精進湖に行くとするか。

精進湖に到着すると、雨はあがって富士山も顔を出しています。

看板に書いてあるのは、「富士山があなたの庭でも捨てますか」の文字。

なるほど、敢えて「ゴミ」と書かないところが奥ゆかしい。
このキャッチ、富士山環境美化標語の優秀 賞作品なんだそうです。

精進湖も釣りが盛ん、ここはへら鮒釣りで名が通っているようです。

「フナに始まりフナに終わる」。
この釣りに関する格言、ご存知でしょうか。

子供の頃に近所の川で真鮒を釣り始めて、ベテランの域に達するとへら鮒釣りをやるようになる。
へら鮒はそんな究極の釣り、食べられない魚を釣る境地にまで私はまだ至っておらずです。

「秋の雨 精進の船の上を打ち 富士ほのぼのと 浮かぶ空かな」(与謝野晶子 1932年)

歌心が全くない私でも、情景が目に浮かぶような句。
こんな美しい句を詠む、さぞや人生充実していたんでしょうね。

現地でGoogleマップを見て発見した諏訪神社。
本殿の覆屋は茅葺きの屋根、1906年に建立されたものなんだそうです。

甲府と東海道を結ぶ中道往還がこの神社のすぐ横を通っていたそうですけど、このさきは厳しい山道。
無事を祈る旅人も多かったのかな。

この神社にある杉は国の天然記念物。

樹齢1200年、根本の周囲は12mもあり、樹高は40mというから凄い。
これだけの大木になると神々しさを感じるもの、パワーを頂けたような気になります。


逆さ富士を観ることはできませんでしたけど、本栖湖・精進湖には観光スポットはほぼなし。
人は少なくて自然を楽しむにはいいところなので、晴れた日にウォーキングに来るには良いかなというところでした。




【おまけのワンポイント】
・本栖湖と精進湖、更には西湖は昔を辿ると一つの湖、富士山噴火の溶岩で分断されたもの。車で走ってもそこそこの距離があり、この地面が全て溶岩なおかと思うと恐ろしくなります。

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