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2023年8月5日土曜日

【旅行】一瞬にして全てが壊滅、原爆の悲惨さを目の当たりに

【この記事のポイント】
・長崎最後の観光は原爆資料館と平和祈念公園、原爆の悲惨さと平和の大切さを改めて認識でき、誰でも一度は訪れるべき場所



さて、いよいよ最後のスポット、長崎原爆資料館に向かうとするかな。

その前にと、友人オススメの稲佐山公園に寄ってみたんですけど、霧がかかっていて長崎方面は全く見えず。
夜景で有名なところでもあるので、ここもまた次回来た時のためにとっておきましょう。

原爆資料館は長崎駅の北方にあり、爆心地公園のすぐ隣にあります。
亡くなった方は74,000名近く、重軽傷者もほぼ同数と148,000人もの方に被害を及ぼしたという事実は重たく、入館するのには神妙になるもの。

こんな螺旋状の廊下を下って展示スペースに。
時空を遡るように惨劇のあった長崎へと向かっていく、そんな効果を狙っている見事な造りです。

落とされた原爆の原寸大模型はかなりの大きさで、破壊力は長崎の方が1.3倍だったとのこと。
広島の方が亡くなった方が多いのは、長崎は東西が山に近いところで被害が抑えららたからなんだそうです。

館内の展示は、それは悲惨なものばかり。
爆心地から1km以内の人は爆圧と熱で即死、2km以内は重軽傷多数。
2km以上離れたところでも爆風の飛散物で重軽傷を負う人もいたとのことです。

爆心地近くにあった浦上天主堂の破壊された様子も展示されていましたけど、あまりにも酷い被害に見る人は言葉を失っていました。

朝の散歩で見たダイアモンドプリンセス乗船客のツアーと重なっており、外国人観光客が多数。
米国人もいたようで、彼らは何を思いながら見学していたんだろうか。

続いて爆心地公園に。

ここは長崎港からは少し離れていますけど、雲の切れ目から落として500〜600m北方にそれたらしい。
本来の目標に落ちていれば、長崎駅近辺も1.5kmほどしかないので更に被害は増えたんじゃないか。

平和祈念像、こんなにでっかいとは知らずでした。

Wikipediaによると、この像が表しているのは以下なんだとか。
・天に向けて垂直に高く掲げた右手は原爆の脅威を
・水平に伸ばした左手は平和を
・横にした右足は原爆投下直後の長崎市の静けさを
・立てた左足は救った命を
・軽く閉じた目は戦争犠牲者の冥福を

この地に暮らしていたごく普通の人達、一瞬にして街が地獄と化してしまった辛さは言葉に尽くせず。

こんな悲劇を二度と繰り返してはいけないと、改めて強く認識する場所。
辛いですけど目を背けることなく、一度は訪れるべきところですね。




長崎原爆資料館
長崎県長崎市平野町7-8
0958441231
開館時間
 4月、9月~翌3月 8:30~17:30 (入館は17:00まで)
 5月~8月 8:30~18:30 (入館は18:00まで)
 8月7日~9日 8:30~20:00 (入館は19:30まで)
休館日 12月29日~12月31日
観覧料 200円/大人1名、100円/小中高生

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