モーションウィジット

2021年5月19日水曜日

【物産展】​ノドグロ・白海老・蟹・ウニと贅沢海鮮丼、そして京都の品のいい鰻弁当

ぐるり食めぐり、今回の本命は石川の海鮮弁当と京都の鰻弁当。

両方とも広告の写真が美味しそうだったので、これを購入して妻と実家に。
コロナ禍で旅行もできないご時世なので、地方の味を両親にも食べてもらいたいなと思ったんです。

まずは『加賀 西善』の百万石幸盛弁当で、日本海の海の幸満載。
値段は1,951円と高めですけど、海鮮はやはり物産展の目玉ですからね。

これが百万石幸盛弁当の全貌、白海老に喉黒、甘海老にイクラ、そしてズワイガニにウニに炙りイカにと、日本海の海鮮満載です。

『加賀 西善』についてネットで調べてみると、石川県白山市にある弁当店。
白山市というのは金沢の西隣、石川県の海鮮といえば金沢だと思い込んでしまいますけど、周辺にも美味しいものを作るお店が多数あるんでしょう。

何から食べようか、迷いますねぇ、これ。
どのネタをとっても、最後までとっておきたいという決め技ばかりなんだよなぁ。

よし、ここはミョウバンを使っていないというウニから。
バリバリの本命から攻めることにして、さて、頂きます。

軽く醤油を潜らせて一口、おぉ、濃厚で美味いなぁ。
臭みもほとんどなく、ミョウバンの苦味もない新鮮なウニ、これを居ながらにして食べられる幸せを実感です。

他のネタも全て美味いんですけど、秀逸なのは白海老と喉黒の白黒コンビ。

白海老は、小さいながらも甘味が凝縮してご飯の美味さにぴったり。
そして皮を炙ってある喉黒、締まった身に風味と旨味が凝縮、素材だけに頼らず、しっかりと調理の技で味を際立たせています。

このお弁当なら、1,951円という値段にも納得できますね。

そして妻が食べていた鰻弁当、こちらは『大徳寺 さいき屋』の品。
食べログで調べてみると3.53というスコア(2021/4/30)、名の通った仕出し弁当屋さんのようです。

だし巻き卵3つと小ぶりな鰻2枚というシンプルな構成、これも1,900円ちょっと。
鰻1枚の代わりに黒毛和牛が乗ったのもあって、両親はそちらをチョイスでした。

ウニと白海老とズワイガニとの物々交換で、だし巻き卵1つと鰻半枚を味見。

だし巻き卵は品のいい仕上がりで、出汁はほどほど、食感は固くも柔らかくもなく、味は甘くも辛くもなく、全てが丁度よし。
ここまで丁度よく作る技、これはこれで凄いなと感心です。

鰻も極めてノーマルな仕上がりで、焦げもなく臭みもなく、皮はパリッと身はふっくら。
それでいて上品な旨味を醸し出しているというのが、食べログ評価も高い理由なんでしょうね。


少々贅沢なランチでしたけど、両親も喜んでくれていたのが何より。
美味しかった、ご馳走さまでした。

加賀 西善




大徳寺 さいき家

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