モーションウィジット

2024年2月19日月曜日

【グルメ】中華コースを味わいながら、中国の最新テクノロジー事情を学ぶ

【この記事のポイント】
・東京駅の『過門香 KITTE丸の内店』での会食、料理が美味しいのはもちろんのこと、この日に聞いた中国の最新テクノロジー事情は興味深いものばかり



今日は久々の会食、お相手は中国の方。
彼とは当初ビジネスのお付き合いでしたけど、9年前に私が異動した後も年に1〜2回は会って食事をしてきた仲。

ビジネスの話はなく、お互いの近況を話したり世間情勢を語ったりという関係、なので友人と言ってもいいんでしょうね。
コロナ以降はすっかりご無沙汰していたので、久々の会話を楽しみにしていたんです。

『過門香 KITTE丸の内店』、家族の会食で利用したことがあるお店。

まずは前菜から、どの料理も味に一工夫があって美味しいんです。
特に良かったのは中央手前のクラゲで、プルンプルンの食感と薄味の旨味が最高でした。

干し貝柱のふかひれスープ、これも旨味が強くて美味。

中国の景気について聞くと、業種によって良し悪しがはっきりしているんだとか。
そんななか、彼のいるIT業界は相変わらず好調とのことで、会社は毎年20%近い成長を続けているそう。

日本からのITの仕事はベトナムも活況、でも文化の違いもあって上手くいかないケースもある。
彼の会社は長年日本でビジネスをして固定客がついているので、そんな煽りを受けることもないとのこと。

ふぅん、なるほどねぇ。
なんて話ながら、点心3点のいずれもいい味。

海老チリは食感が素晴らしく、甘酸っぱいチリソースもさすがの一品。

「Huaweiが車を出しているって、ご存知です?」と聞かれ、「Huaweiってスマホの会社でしょ?知らないです。」と。
「AIやセンサーを駆使したハイテク車で、1,000万円以上するのにあっという間に4万台の受注があって生産が追いつかないそうです。」

「ハイテクって、例えば?」
「何回か走ったところは覚えているので、例えば自宅駐車場には自動で駐車してくれたり、玄関先まで自動運転で来てくれてドアを開ける、なんてこともやるそうです。」

「狭い駐車場では、ドアのセンサーで隣の車とぶつからないギリギリのところまでオープンしてくれたり。」
「夜道でヘッドライトを照らしている時は、歩行者や対向車の運転手の目を認識、くり抜いたように目の部分だけ光を当てないようにすることもできるんだそうですよ。」

何だか信じられないような機能ばかり、本当にそうなんだとしたらこれは凄いな。

で、料理は何だっけ... 鶏肉とキノコの広州蒸し、だったかな。
鶏肉の柔らかさ、キノコの旨味が絶妙です。

あんかけかた焼きそばが出てきたということは、そろそろ料理も終わりかな。

彼の話で、最近の中国のテクノロジーがいかに尖っているかを思い知らされました。
「日本の会社も、テクノロジーを使って品質を極めることが得意だと思うんですよ。」
確かにそうだけど、いやぁ、そんな柔軟な発想ができるかどうか...

歴史上では中国が日本より先進国だった時期のほうが遥かに長く、またそんな構図に戻ったんだろうな。
デザートの杏仁豆腐と月餅を食べながら、そんな感慨にふけっていました。

刺激的な話の数々は面白かったし、料理も美味しかった。
どちらもご馳走さまでした。






関連ランキング:中華料理 | 東京駅二重橋前駅有楽町駅


0 件のコメント:

コメントを投稿