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2024年2月24日土曜日

【IT】素人でも簡単、部屋の間取りを3D化できるフリーソフトは

【この記事のポイント】
・平面図の間取りを3D化してくれる「Sweet Home 3D」、素人の私でも2時間強でそれらしいものが描けるお手軽便利なソフト



今日は普段とはちょっと違う話で、近々に家をリフォームすることにしました。

このマンションに住み始めて28年くらい、5年ほど前に風呂・トイレ・洗面所をリフォームしたんですけど、キッチンはコンロと換気扇以外は当初のまま。
典型的な3LDKの部屋割りで、夫婦と息子・娘でその時々に応じて部屋を使い分け、ここ最近は私と息子が在宅勤務もするようになったんですけど、それでも特に大きな問題はなかったんです。

リフォーム決心のきっかけとなったのはガスコンロ、3口の左手前が点火しなくなったこと。

何年か前からグリルは使えなくなっており、機能の半分がダメになったので要交換。
ガスコンロのみを新しいものにというのは過去にもやっていますけど、今時のキッチンは随分と進化しているのをみてしまうと、全体を新しいのに変えた方がいいだろうなと。

同じマンションの方がリフォームをお願いした業者さんを紹介してもらい、プランを作ってもらったところ居室側もなかなか素晴らしくなりそう。
だったら一気にやってしまうことにしたという次第です。


で、ここで更なる展開。
リフォームプランを息子・娘にも説明したところ、息子は家を出て一人暮らしを始めようかなと言い出したんです。

リフォームプランが気に入らないという訳ではなく、これを機に時々話題にしていた一人暮らしをと決心がついたようですね。

生まれてからの28年、ずっと一緒に暮らしてきたので少々寂しいような気もしたんですけどね。
息子にとっては新たな人生のステージ、大きな転機の一つとなるのは間違いないので、温かく見送ることにしました。


息子の部屋は十何年かぶりに私が使うことになり、さて、レイアウトはどうしようか。
これを検討すべく、そういえば家具の配置をシミュレートできるPCソフトってあったはず。

いくつか試してみて、最も使いやすかったのが「Sweet Home 3D」、ライセンスはGPL、つまりフリーソフトです。

起動させると、画面はこんな4つのペインに分かれています。
メインは右側の2つ、上は平面図を書くところで、平面図が立体表示されるのが下ですね。

まずは平面図に壁を書くところからスタート、マウスでのドラッグで大雑把に書いた後に細かい寸法を入力します。
次に左上のペインから窓や扉を選んで平面図に配置、こちらも細かい寸法は数字入力してと。

躯体が完成したところで、窓・扉同様に左上ペインから家具を選んで平面図に配置。
家具はインターネット上にあるフリーの3D モデルライブラリからも追加でき、家にあるのと似たようなものをダウンロードしてSweet Home 3Dに登録すれば配置できるようになります。

平面図に描いたものは右下ペインに3D表示され、こちらはドラッグで全方向に回転、ホイールで拡大・縮小可。

3Dなので全体のイメージがつかみやすく、平面図では気付きにくいところまで確認することができるというわけですね。

最初は自分の部屋だけを描いてみたものの、使いやすいソフトなので家全体を平面図に。
このソフトを使うのは初、建築にも素人の私でも、基本形は2時間ちょっとで完成させることができました。

ウォークスルー、つまりこの立体図を歩くような動画を作成することもできるようですけど、これはまだ使い方を理解できておらずですけど、それにしてもこんな便利なものが無料って凄い。
世の中便利になったなと、改めて実感です。




【おまけのワンポイント】
・Sweet Home 3Dのサイトへのリンクです。お試しで使ってみたい方向けにオンライン版もあります。
・ついでにもう一つ。壊れたと思っていたコンロの左手前は、いつの間にやら問題なく稼働するように。廃棄しようと決心すると復活するって、世の中よくあるものですよね。

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