モーションウィジット

2022年6月8日水曜日

【旅行】弥彦山から徒歩下山、麓でのビールが最高

【この記事のポイント】
・弥彦山への登りはロープウエイを使ったものの、下りは歩いてみることに
・初心者コースと書いてある割には斜度がキツいところも何ヶ所か、尻もちをついたりと一苦労だった



弥彦山は標高634m、さほどに高い山ではないんですよね。

息子は「ロープウェイなんか使わず、往復とも歩けばいいじゃん」と言いますけど、私は329mの金華山(岐阜城)に歩いて登り疲労困憊したという経験があるので固辞。
妥協案として「下りは徒歩」ということになったんです。

ロープウェイのチケット売り場では、私達以外は皆さん往復券を購入。
「大人2名、片道で」と告げた時、チケット売り場の方の手が一瞬止まったのをみても、往復ともにロープウェイを使うのが常識ってものらしい。

山頂まではあっという間に到着、さて、まずはここから弥彦山頂を目指すとするか。
徒歩15分ほど、この程度なら大したことはないでしょう。

ん?何だこの煙突のようなものは。

調べてみると弥彦産パノラマタワーというんだそうで、展望台が回転しながら8分かけて昇降するとういう仕組みになっているんだそうです。
珍しいとは思うものの、高所恐怖症の私には向いていない乗り物、やっぱり山頂を目指すことにしよう。

途中の尾根から見えた越後平野、その向こうは越後山脈というのかな。

稲を植える前の田んぼがパッチワークのようであり、奥の山にはまだ雪景色。
季節の変化を切り取ったような一枚です。

山頂に到着、彌彦神社のご神廟にお詣り。
裏にはテレビ用の送信所がいくつも並んでいて、古と現代のコントラストが面白い風景です。

南の海岸線、栄えている一帯は寺泊なのかな。
魚を食べに行きたいところですけど、寺泊の港は電車の駅からは遠くて少々行きにくいんですよね。

ロープウェイ駅付近まで戻り、登山道下山口に到着。
さ〜て、張り切って下りていくことにしましょう。

と、ネットには「初心者向きのコース」と書いてありますけど、緩斜面の歩きやすい道が続いているという訳ではなし。
ゴツゴツとした岩がむき出しになっているところが多く、下りは膝に負担がかかるんです。

体重が軽い若者である息子はヒョイヒョイと降りていきますけど、私は慎重にいかないと。
こんなところでコケたりすると、大怪我して大変なことになりますからね。

途中から湿った岩が目立つようになり、斜面の角度がキツいところも何ヶ所か。
細心の注意をもって下ったものの、不覚にも足を滑らせて尻もち... まぁ1回だけで済んだからよしとしておきましょうかね。

いやぁ疲れた。
トータル1時間強、かなりいい運動で喉がカラカラ。

宿近くのコンビニで買ったビールをあっという間に飲み干して、ようやく充実感にひたることができました。

山を下るだけならと思いましたけど、案外楽なものではないなということを実感。




【おまけのワンポイント】
・記事中にあるパノラマタワーの高さは100m、利用開始は1970年とのことなので、もう50年をこえています。そろそろ危ないんじゃないか... なんてことはないかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿