ボートのある週末: 【旅行】江戸時代にインドの牛？　日本酪農の原点『嶺岡牧場』に

2020年8月18日火曜日

【旅行】江戸時代にインドの牛？　日本酪農の原点『嶺岡牧場』に

千葉県酪農のさと、別名は嶺岡牧場。

実は日本最初の酪農の地で、創設は江戸時代、徳川吉宗によるものなんだとか。

元々は安房里見家の軍馬の牧場だったところに、インドから乳牛３頭を輸入して飼育したんだそうです。
そういう意味では、単なる牧場ではなく史跡と呼んでもいいのかもしれないですね。

資料館は無料、人類と牛との古からの関わり、牧場の歴史や乳製品の製造器具などを展示してあります。
バターの製造機など、他ではみたことのないものが並んでいてそれなりに面白いなと。

牧場は山の斜面に広がってますけど、基本的には立入禁止。
斜面の下の方にヤギがいて、人に慣れているとは聞いたものの…

近くで見るとそれなりにデカく、噛み付かれたりしそうで少々怖い。
周囲のお客さんも誰も近づかないなか、時々「メェ〜〜」という叫び声をあげるヤギ、というちょっとシュールな構図。

牧場のお目当てはソフトクリームだったんだけど、販売所がないんだよなぁ。
仕方ない、宿に向かうかな。

と、実は駐車場の奥、資料館とは反対側にソフトクリームの店舗があったんです。

途中、牛もいましたけど、にこやかに平和そうに。
あんな達観した表情で、穏やかに人生を過ごしてみたいものだな。

ソフトクリームを買うのはこの中で。

おばさんが一人でレジとソフトクリーム作りをしていましたけど、かなり忙しそうな様子。
誰か手伝ってあげればいいのにな。

さて、大きめのソフトクリームを天辺からパクり。
おぉ、濃厚なミルクの味が美味いじゃないですか。

そうそう、求めていたのはこの味なんですよ。
ただ甘いだけじゃなく、栄養のありそうなミルクの味。

これを食べることができただけでも、房総に来た甲斐があったというもの。
よし、これで心置きなく宿に向かうことができるぞ。

…というところで、実はこの後ハプニングがあったんです。
それいついては、また明日の記事に書くことにしますね。