モーションウィジット

2019年9月2日月曜日

【観光】豪雨の中でびしょ濡れ、山陰一名城の月山富田城に

月山富田城といっても、初めて聞く方が多いですよね。
 
戦国時代、山陰一の勢力だった尼子氏の居城。
毛利氏に滅ぼされて吉川元春が城主となり、豊臣時代は堀尾吉晴に、そして松江城を築いて廃城になったという歴史。
 
尼子時代は難攻不落と言われた大城郭だったようです。
 
DSC_1393.JPG
廃城になっているので、石垣程度しか残っていないんですけどね。
当時の姿を再現した模型、これを頭に焼き付けて、いざ城址を目指しましょう。
 
DSC_3440.JPG
道の駅を出ると、おぉ、雨がどんどん強くなってくるぞ。
 
こんななか、泥だらけになって城址を歩くのも…
いや、もう二度と来る機会もないだろうから、多少の無理は仕方なし。
 
DSC_3443.JPG
飯梨川沿いの道から、左手の坂道を登っていくのが順路。
緩やかな斜面は、かつてはここにも城門があったんだろうな。
 
DSC_3446.JPG
駐車場に車を置いて、大曲輪の山中御殿平に。
 
大規模に石垣が残っているのはわかりますけど… それにしても雨が激しくて、足元が見るみるうちに泥っ泥。
こりゃ感傷に浸っている暇はないな。
 
DSC_3453.JPG
ここから山を登ると三ノ丸、二ノ丸そして本丸へと、連郭式の城郭なんだけどなぁ。
遭難しそうな雨、今日はやめておくのが無難。
 
DSC_3458.JPG
仕方なく、山中鹿之介像を目指すことに。
 
細い山道には、川のように水が流れてこりゃ大変だな。
見物客も私ともう一人のみ、お互いに思わず会釈、よっぽど物好きな方なんだろうなと同じように思っていたんだろうな。
 
DSC_3460.JPG
雨に煙る山の上、あれが三ノ丸だった訳か。
登り始めなくてよかったけど、あの上から眺める景色もまたいいだろうな。
 
DSC_3462.JPG
ようやく辿り着いた山中鹿之介像。
折り畳み傘からは雨漏りがしてきて、ズボンをグッショグショにしながらも、この姿は拝んでおかないと。
 
山中鹿之介、尼子氏再興のため闘った忠臣ですけど、負けの連続で最後は殺されているんですよね。
とはいえ、主家を重んじるという美しさが称えらて、こんな立派な像になるというのは素晴らしいことだなと。
 
城址を観たんだか、雨に濡れにきたんだかでしたけど、まぁ思い出に残る観光地になりました。
 
 
月山富田城址
0854-32-2767(安来市立歴史資料館)
安来市広瀬町富田
 

0 件のコメント:

コメントを投稿