モーションウィジット

2019年9月24日火曜日

【観光】松江城、戦国時代の実戦的な造り

出雲・松江旅行の最終日、今回の旅のメインの一つである松江城から。
 
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大手門近くの駐車場はこの辺りにしては珍しく有料ですけど、次の移動を考えるとここに停めるべきなんですよね。
 
木戸門近くにある像は堀尾吉晴。
あんまり有名ではない武将ですけど、尾張の浪人から身を起こし、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三巨頭に仕えたという人物です。
 
備中高松城攻め、佐々成政征伐、九州征伐、小田原征伐などで活躍、関ヶ原には自らに代わって子の忠氏が参戦、前哨戦での活躍が認められて出雲24万石の大名に。
一昨日に行った月山富田城より、城をこの地に移し松江城を築いたのが堀尾吉晴です。
 
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三之門から一之門まで、階段をひたすら昇り続けます。
さほどに複雑な造りではないものの、ここを攻め上がっていくのには障害も多いんだろうなぁ。
 
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本丸には、高々とそびえる天守閣。
高さは30m、城の主役は天守閣ではないと知りつつも、400年以上前の木造建築物が目の前にデンとあると感動するものですね。
 
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中に入るといきなり井戸、上から覗き込むと底が見えない深さは24mもあるんだそうです。
実戦的な造り、当時そのままの天守ならではですね。
 
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フロアは想像以上に広く、居心地は決して悪くないなと。
開放部もそれなりにあり、松本城よりは明るくて空気もいいような。
 
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鎧に鉄砲、定番の展示ですね。
この天守閣内だとしっくり見えるのは、同じ時代の産物だからなんだろうな。
 
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階段が急なのは当然として、他に比べるとなだらかに感じるのは気のせいなのか。
見学者も思いの外少なく、人に続いて昇るのみではなかったからかもしれません。
 
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最上階からは四方を見渡せて、宍道湖の対岸まで見えてます。
対岸は玉造温泉、手前は松江しんじ湖温泉、今回の旅の宿泊地を同時に臨めます。
 
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二ノ丸に移動、ここにあるのは興雲閣。
明治天皇ご行幸のために建築したものの、実現せずその後には迎賓館として使われたものなんだとか。
 
中は想像以上に広く、冷房もバッチリ効いていて、素晴らしい避暑スペースでした。
 
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写真はたくさん撮ったし、本当はもっと松江城について書きたいところなんですけど、バランスを考えるとこの程度かな。
 
昨年行った松本城よりも、城としては実戦的で見所満載でした。
 
 
松江城
0852-21-4030
松江市殿町1-5
営業時間 8:30~18:30(10~3月は~17:00)
年中無休
 

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