モーションウィジット

2019年5月31日金曜日

【イベント】ようやく撮れたぞ、砲身からのファイアー!

練馬駐屯地の最後の記事、メインイベントの部隊紹介も、いよいよクライマックスに突入です。
 
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ドーン!…ドーン! …ドーン! ドーン!

と4発の大音響。
退役後に礼砲として使っている105mm榴弾砲、撃つと予告があっても、この音にはいつもビ~ックリ!
 
あまりにも驚く音の大きさなので、炎が出た瞬間のシャッターチャンスをいつも逃してしまうんです。
直後に会場中にいる子供から、一斉にワーっと鳴き声があがるのも当たり前だな。
 
音だけじゃなく、空気がブルっと震えるのも伝わってきて。
身の廻りの空気の存在を実感できる数少ない瞬間の一つです。
 
 
よ~し、次の155mm榴弾砲は撮り逃さないぞ。
連写モードにして、そろそろかな…
 
シャシャシャシャシャ(連続シャッター音)…シャシャ…シャシャシャッ…
あれ、空振りしまくり。
 
と、突然

ズドーン!

 
うわー、超ビックリ! 105mmとは桁違いの迫力に、再びシャッターチャンスを逃します。
 
う~ん、難しいな…
 
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6門の砲が3発ずつ、計18回のチャンスがあったので、何とか撮れた1枚がこれ。
 
ヤマ勘で撮りまくればいいってもんじゃない。
コツとしては、指揮官の手の動きをしっかりと見ておくことなんですね。
 
手を上げている時は待て、下ろした時に撃つ。
その動きを察して、シャッターを押し込めばいいんだなと。
 
まぁ言うほど上手くはいかなかったので、これもまた修行が必要ですけどね。
 
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。次は高射特科隊、対空戦部隊です。
 
戦闘機とヘリに対空ミサイルで対処、撃ち漏らしたヘリを機関砲で撃ち落とすという設定だったんですけど…
まず号令前に撃ってしまい、「撃て!」の直後がこの写真、弾帯の吸い込みでトラブったようです。
 
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2回目も同じような動作、もしかしてこれが正規の手順?
いや、あの慌てぶりからすると、違うと思うんですよね。
 
いずれにせよヘリを撃墜できたという想定、めでたしめでたし。
 
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これも支援部隊だったと思うんですけど、荷台に乗っているのは…ミシンです。
用途はそのまんま、破れたりほつれたりした服や装備品を繕うとのこと。
 
そうか、確かに必需品だよなと妙に感心。
 
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施設大隊は、資材運搬車と掩体切削機のコラボダンス。
DAPUMPの「U.S.A.」に合わせて、車体を左右にスピン、アームもクルクルっと。
 
簡単そうにやっていたけど、実はかなり難度の高い技でしょう。
 
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フィナーレは10式戦車の登場。
準備のためグラウンド外で動いただけでも、明らかにそれとわかる重厚な駆動音が聞こえてくる迫力です。
 
3輌が急制動を繰り返すと、土煙りがモウモウと。
除染車の散水も、戦車の前には効果が薄れてしまっているな。
 
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そして戦車もズドンと。
音に慣れたせいなのか、火薬量が少ないのか、意外に静かな発射音ではありましたけどね。
 
主役にふさわしい余韻を残しつつ、これで部隊紹介は終了。
いや~、面白かった!
 
 
【今日のワンポイント】
・練馬駐屯地は、東武練馬駅から500m、徒歩6分ほど。池袋駅からも25分かからずと都内から近いので、記念行事を観るにはいいところです。
 

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