モーションウィジット

2019年5月11日土曜日

【カメラ】Nikon1 J5を開梱、コンパクトな実力派の予感

新たに購入したNikon1 J5、開梱してみましょう。
 
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まずは中味一式、右下が本体、バッテリーとズームレンズ。
左の小さな箱の上にあるのが単焦点レンズで、上はチャージャーとUSBケーブル、そしてストラップです。
 
チャージャーがやたらデカく見えるのは、本体が小さいから。
98.3×59.7×31.5mmという本体サイズは、タバコの箱よりも少し大きいだけですからね。
 
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D7000と比較すると、更にそのコンパクトさをわかっていただけるかなと。
これなら小さなショルダーバッグにも収まるし、ちょっとしたカメラ散歩ならD7000は持ち歩かなくなりそうな。
 
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ぱっと見、クラシカルなカメラみたい。
機能性よりも優美さを感じるデザイン、ターゲットはカメラ女子だったんだろうなぁ。
 
オッサンには明らかに似合わず。
ストラップを短くして、腕を通して肩から下げてみると、間違えて子供のオモチャを持ってきてしまったの図。
 
いやいや、人の目よりも実用性、まぁ気にしないようにしよう。
 
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さて、魅力だと言ってきた単焦点レンズについて。
18.5mmという焦点距離、一般に標準レンズ(=人間の視覚に近い)と言われる50mmと比べて「広角レンズでは?」と思われるのが普通。
 
50÷18.5=2.7、この2.7というのがセンサーの大きさの違いで、フィルムカメラと同じ35mmフルサイズセンサーと、Nikon1シリーズの1インチセンサーの一辺の長さの倍率なんです。
具体的に、短辺は24mm:8.8mm、24÷ 8.8= 2.7272…という訳です。
 
 
次にこのレンズ、開放絞り値(f)は1.8。
一般的なズームレンズは3.5~5.6という値なので、これよりはるかに小さいですね。
 
値が小さいというのはどういうことなのか。
人間の瞳孔に相当する機能を持つ、レンズ内の羽根(金属板)をより開くことができる、つまりセンサーにより多くの光を通すことができることに。
 
同じシャッタースピードであれば、「光量が多くなる=写真が明るくなる」ということですけど、違いはそれだけじゃないんです。
 
光を多く通す(瞳孔が開く)と、ピントが合う範囲が前後に狭くなる。
これはレンズを底辺とする相似の三角形を描くと理解しやすいもの、でも解説が若干複雑なので、ここでは割愛します。
 
要は、「ピントが合う範囲が前後に狭くなる=ボケの効果を得られやすくなる」ということがポイント。
 
ボケ効果は焦点距離や撮影距離でも出せるんですけど、このレンズがあればその手段が一つ増えることになる訳です。
そうそう、上でご説明した「写真が明るくなる」というのも大きなメリットで、暗い所でもシャッタースピードを落とさず、手ブレ防止にもなるんですよね。
 
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もう一つのレンズは10~30mmのズームレンズ、35mmフルサイズに換算すると27~80mm。
 
広角端も望遠端も中途半端、でも程よく標準前後をカバーしているとも言えるかなと。
まぁD7000との併用なので、特に困ることもないでしょう。
 
さぁて、このカメラでも、写真撮りまくるぞ。
 
 
【今日のワンポイント】
・以前アップした亀戸天神の藤、このカメラのデビューでした。改めて見返して、特徴あるボケが出て…いないなぁ。もっと修行せねば。
 

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