モーションウィジット

2019年1月7日月曜日

【観光】警察博物館、無料なのに期待以上の面白さ

そうだ、京橋には、いずれ行ってみたいと思っていた警察博物館があるんだった。
「雪園」でランチを食べ終えた後、酔い覚ましも兼ねて寄ってみることに。
 
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この博物館、昨年リニューアルオープンしているんですよね。
 
とは言っても、行くのは今回が初めて。
1階入り口外にはパトカー、中にはヘリコプターや白バイ、そして大正時代に使っていたという赤バイも。
 
ヘリコプターは古風で、こんなチャチな造りのものが飛んでたのかと驚き。
郵便局みたいな色合いの赤バイはサイドカーと、博物館と名のつくのに納得の展示物が狭いスペースに並んでいます。
 
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2階は街に潜む危険に関する展示。
 
「いつもと違う!と感じたら、迷わず今すぐ110番」か。
古風な丸い爆弾、導火線の向きを答える視力検査というのも、目新しくて面白そうだな(笑)
 
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ミニチュアの街、至る所に警察官やパトカーが置いてあります。
 
人口当たり警察官人数が最も多い東京都でも、300人ちょっとに対して1名。
このミニチュア、明らかにそれを超える比率というのは、極端に治安がいい街? それとも悪い街?
 
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3階は、事件や事故の捜査に関するもの。
この人形は鑑識なのか、先進的な解析・分析力はテレビドラマでもお馴染みですね。
 
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体験コーナーもあって、どうせ子供向けだろうとナメてかかったら、これが意外と難しい。
 
指紋採取は、コップなど日用品から対象をチョイス、画面上で上下左右に回転させながら刷毛で擦るだけ。
ところが、回転を上下左右の矢印キーでどう操作すればのかがわかりにくく、最後の1つは時間切れで採取できず。
 
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その他いくつかかトライしたところ、以下のような成績でした。
 
顔写真を5秒(だっけかな)見た後、信号を渡る集団の映像からその人を発見する
→3回中2回成功、1回は時間切れ
 
走り去る車のナンバーを記憶、要素の組み合わせで再現する(上級)
→1回は何とか成功、それで疲れてギブアップ
 
事故目撃者からより多くの情報を引き出す質問を選択し続け、最後に上司に報告する(上級)
→質問選択を1問ミスったものの、上司報告には勘で答えて全問正解
 
大人4人がかりでこの結果とは…
我々は警察官には向いていないらしい。
 
 
4階5階は撮影禁止ということなので、以下は文章のみでのご説明に。
 
まず4階は、警視庁の装備品等の展示。
制服等を模造されないようにするための撮影禁止なんだそうです。
 
SPの人形、山岳救助服や水難救助服等の珍しいもの。
交番や自転車など、街でよく見かけるものなんかが並んでいます。
 
シアターでは、110番通報から犯人逮捕までの一連の連携が紹介されたり。
全般的に大人なムードの展示、なかなか格好いいなと。
 
 
5階は警察の歴史、「日本の警察の父」と呼ばれる川路利良の資料や制服。
殉職した警察官の顔写真と遺物も展示されていて、これが撮影禁止の理由なんじゃないかなと。
 
制服を見ると、破けた部分の傷で亡くなったということがすぐにわかります。
痛ましい様子に波が浮かんできますけど、おかげで日本の平和を維持できているということに感謝ですね。
 
 
そんなこんなの警察博物館。
見学は無料だし、京橋で時間が空いた方にはお勧めです。
 
 
警察博物館
中央区京橋3-5-1
03-3581-4321(警視庁代表番号)
開館 9:30~17:00
休館日 月(祝日の場合は翌日)、年末年始
 

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