モーションウィジット

2019年1月22日火曜日

【観光】神秘的な空気感、巨石のなかの厳島神社

足利の町から北に15kmほど。
車でなければ行けない場所、せっかく車で来たので、ちょっと足を延ばしてみました。
 
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まずは弁天釣り堀に到着。
ここに厳島神社入り口と書いてあるぞ。
 
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駐車場もあるし、ここで車を降りて歩くか。
 
いや、ちょっと待てよ。
駐車場の先にまだ道はあるし、Googleマップ上でももっと奥まで行けるように表示されています。
 
よくわからないけど、まぁ行ってみるか。
 
 
結論としては、進めば名草巨石群のすぐ近くまで行けて、厳島神社まで歩く距離も短くなります。
ただし、この道は狭い林道、10分ほど走るので、車の運転に自信がない人にはおススメしません。
 
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しかも着いたところに駐車場はなし、路肩に5、6台を停められるかなという場所。
そこからは、こんな熊でも出そうな林道を歩くと、10分ほどで厳島神社に到着します。
 
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なんとも神秘的な雰囲気は、周囲の木立によって醸し出されるもの。
さほど広くはない境内、奥に進んでみましょう。
 
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「弁慶の割石」、見事に割れてますね。
この地に本当に弁慶が来たの? 誰か弁慶が割ったところを見たの? とか、真面目に聞いちゃ野暮ってもの。
 
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御供石、高さ11m、周囲30mという大巨石。
上に乗っている三角の石、あれも高さ3mあるそうです。
 
こんなにデッカい石、滅多にないですね。
 
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弁財天があるってことは、七福神巡りもあるんでしょうね。
安産・子宝ってことは、それに纏わるものもあるんです。
 
岩をくぐる胎内くぐりは動画で。
途中、かなり狭いところがあるので、なかなか面白いんですよ。
 
巨石群についてもまだ書きたいので、明日の記事にて。
 
 
【今日のワンポイント】
・なぜこんな巨石があるのか。案内板の内容を以下に転記しておきます。
名草の巨石群
厳島神社境内からその奥にかけての一帯に古生層粘板岩を貫いて出てきた花崗岩が並んでいます。花崗岩は非常に大きな固まりであったが、方状の節理に沿って玉ねぎ状に風化し、水に洗われた節理間の核心の部分が球状に残り巨岩を積み重ねた形になったものです。弁天沢の水底に金色に輝く小片がたくさん見られるが、これは花崗岩が風化してできた黒雲母です。この巨岩群は粗粒な花崗岩特有の風化状態を示す代表的なものとして昭和14年に国の天然記念物に指定されています。弁慶の手割石・お供石・太鼓石・石割楓・お舟石などの名称で呼ばれております。
昭和58年1月
財団法人 足利市民文化財団 足利市教育委員会
 

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