・大阪からの帰り道、新大阪駅で妻と娘に頼まれた『りくろーおじさんの店』のチーズケーキをゲット。新幹線ではホタテかまぼこを肴にハイボールで旅を締め、帰宅後は独特の食感が面白いチーズケーキを堪能。充実した旅の終わりと、師匠への感謝を実感しました。
大阪万博会場を後にして、無事に新大阪駅に到着。
会社や親、妹夫妻へのお土産をササッと買い揃え、さて、そろそろ新幹線の改札へと向かおうか…
あれ、見つけてしまった。
妻と娘から「大阪に行くんだったら買ってきて」と頼まれていた、『りくろーおじさんの店』。
正直なところ、メインは万博だし広い大阪、どうせ見つからないだろうと高を括り、「店を見かけたらね〜」なんて、軽く受け流していたんです。
ここで黙って通り過ぎても、二人には気づかれることはない。
とはいえ、一度見てしまったからには買わないわけにはいかないのが、正直者のつらいところ。
葛藤の末、むくむくと「買うべきだ」という気持ちが湧き上がってきて。
仕方ない、買っていこうか。
焼き立ての誘惑と、合理的な判断
行列に並んでいると、お店のスタッフの方が出てきて、丁寧に状況を説明してくれます。
曰く、チーズケーキはオーブンで一度に12個ずつしか焼けず、焼き立てを求めるお客さんの列と、あらかじめ焼いてあるものを求めるお客さんの列が分かれているとのこと。
焼き立ての列の先頭にいるお客さん、「3個ください」なんて言っている。
これじゃ10番目くらいに並んでいる私の番が回ってくるのは、一体いつになることやら。
待てよ。
どうせ東京まで持って帰るのだから、焼き立てだろうが、あらかじめ焼いてあるものだろうが、家に着く頃には同じはず。
ここは合理的に判断して、「あらかじめ焼き上げた方」を購入することに。
こちらは誰も並んでおらず、ススっと買えてストレスがないのもいいところでした。
新幹線での一杯と、旅の終わり
新幹線には予定通り。
乗り遅れる心配もなく、余裕しゃくしゃくで席に着くことができました。
車内では、旅の締めくくりにハイボールと、駅ホームの売店で見つけた「ホタテ貝柱入りかまぼこ」。
このかまぼこ、ホタテの旨味がぎゅっと詰まっていて、思いのほか美味だったんですよ。
ハイボールとの相性も抜群でした。
師匠とおしゃべりしながらの新幹線はあっという間、東京駅に着いて、師匠とはここでお別れです。
「二日間、お疲れさまた。くれぐれも身体には気をつけてね。」
「引率ありがとうとざいました。」
そんな言葉を交わして、それぞれの家路につきました。
独特の食感が面白い、りくろーおじさんのチーズケーキ
家に帰ってお土産のチーズケーキを妻に見せると、案の定、大喜び。
面倒くさがりの私が、まさか本当に行列に並んで買ってくるとは思っていなかったんでしょう。
さっそく冷えた状態で一口。
ん? なんだかこれは、ふわふわの玉子焼きのような食感。
とはいえさすが、なかなか美味しいじゃないですか。
翌日、今度は電子レンジで少し温めて食べてみると、今度はまるで高級な「はんぺん」のような、しゅわっとした口溶けに。
なんとも個性あるチーズケーキですね。
ネットでしらべてみると、デンマーク産のクリームチーズを使った優しい甘さと、底に散りばめられたレーズンのアクセントが特徴。
美味しいチーズケーキであることは間違いないものの、その独特の食感ゆえに別の食べ物を想像してしまう。
そんな不思議で面白いケーキだったなと。
最後に
さて、今回の旅は名古屋に始まり、奈良、そして大阪万博2日間と、本当に充実したものになりました。
きっかけをくれた師匠には、心から感謝。
やっぱり旅っていいものだなと、改めて実感した3泊4日でした。
最後までお読みいただいた方には、長い連載にお付き合い頂いたことに感謝します。
明日からも引き続き、よろしくお願いいたします。
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