モーションウィジット

2023年3月10日金曜日

【散歩】日比谷公園にも江戸時代の面影

皇居から新橋に抜ける途中には日比谷公園。
何回も来たことがあるものの、じっくりと観光したことがなかったんです。

中央の噴水広場、日比谷公園というとここが最もイメージしやすいですね。
ここよりも皇居寄り、公園の北側を見学してみましょう。

こんもりとした丘は三笠山、公園造成時の土で作られた人口の山だそうで標高は9m。
お隣にはテニスコートがありましたけど、日比谷公園でテニスなんてハイソな響きだな。

石枡というのは江戸時代の上水道施設、樋と樋を繋いで水位調整をしたり方向転換をしたりするもの。
この近辺にあった大名屋敷に導水するためのものだったそうです。

日比谷公園内に残る見附跡、城門の石垣がしっかりと残っています。
江戸に幕府が開かれる前、この地は日比谷入江といわれる海、江戸城造成の残土で埋め立てて陸地になっていたというのは想像もせずでした。

日比谷見附の内側には心字池、心の字に似た形というのでこの名前になったらしい。
元々あった内堀の名残をとどめており、石垣と並べて眺めると当時を偲ぶことができるんじゃないかなと。

この風景も日比谷公園、知ってました?
ペリカン噴水といって日比谷茶廊の近くにあり、奥は第一花壇で季節になると華やいだ姿になるのでしょう。

松本楼は公園の開園時からある洋風レストラン。

日比谷公園にくると、一度入ってみたいといつも思いながらすぐに忘れてしまうんです。
ハンバーグやカレー、オムライスなど、本場の洋食を味わってみたいものです。

さて、日比谷公園を後にしてと。
そういえばミッドタウン日比谷は通過したことしかなく今回も通り過ぎたのみ、ここもいずれじっくり巡ってみるかな。




【おまけのワンポイント】
・日比谷公園は明治自裁の1871年に陸軍の練兵場になり、その後長年の検討期間を経て1903年に公園として開園したんだそうです。

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