モーションウィジット

2022年4月27日水曜日

【風景】帝釈天にお詣り、あれ? こんなところにこんなものが

【この記事のポイント】
・帝釈天も空いており、朝は観光しやすいことを再認識
・観光客が集まるようになったのは江戸時代のこと、意外に最近のことなんだなと



柴又は人気の観光地ですけど、朝10:00過ぎという時間だからなのか、それともこんなご時世だからなのか。

観光客は疎らにしかおらず、やはりインバウンドの方がいないという影響は大きいんでしょうね。

前回来たときもそうだった、あれはいつだっけ?
これか、1年半ほど前のこと。
あの時は、「一体これから世界はどうなっちゃうんだろう」という状況でしたけど、当時に比べりゃ最近の様相は落ち着いてきましたかね。

二天門は圧倒的な迫力、これを見上げる人の姿を眺めるのも楽しいもの。
ところで、柴又帝釈天ってこんなに人気ある観光地になったのはいつ頃?

Wikipediaで調べてみると、創建が1629年というから江戸時代になってから。
え、私の地元にある中山法華経寺が本山なんだ。

参拝客を集めるようになったのは18世紀末、帝釈天が信仰を集めるようになってから
20世紀後半以降に『男はつらいよ』で有名になったのは、大半の方がご承知の通りです。

帝釈天の「瑞龍の松」、これはいつ見ても見事。
樹齢500年と言われているので、創建前からこの地にあったということになりますね。

今回は周囲の像を鑑賞。
手水鉢を支える子供の像、今まで全く気付かずでしたけど、ずっとこんなに重いものを持っているとは少々可哀想な気がする。

あれ、「見ざる言わざる聞かざる」だ。
何回も来ている場所でも、見方を変えれば新たな発見があるものあんですね。

今回改めて気付いたことをもう一つ。

これは庭園で有名な「山本亭」、ここは入館料がかかるものと思い込んでいたんです。
看板をよくみると通路をパスするだけなら無料とのこと、だったら行ってみよう。

お庭を拝見したのはとかなり前、大正ロマン溢れるいい家だったことは記憶に残っています。
そんな記憶が蘇ってくるけど、この家のどこにあの庭があるんだろうかというのがちょっと不思議。

ん、古井戸? そしてここから貞子が出てきそうな...

実はこれ、井戸じゃなくて防空壕だそう。
当時のままなのかどうかはわかりませんけど、保存状態がよければ山本亭は戦争遺構でもあるということになるか。

改めてもう一度ゆっくり観てみたくなりましたけど、今日は自転車で亀有まで足を伸ばしてみようかなと。
ということで、その様子についてはまた明日の記事に書くことにします。




【おまけのワンポイント】
・山本亭は大正末期から昭和初期の建物で、関東大震災の後にこの地に住んだカメラ部品メーカーの創始者の家。見学料は100円なので、ご覧になったことのない方にはオススメです。

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