モーションウィジット

2022年4月6日水曜日

【旅行】暗闇に浮かぶ富士を背景に大輪の花開く

【この記事のポイント】
・河口湖では、冬にも花火を上げる期間がある
・会場3ヵ所からの打ち上げで、時間は短いものの久々に観た夜空の華に感激



河口湖に来た目的の最後、それは花火を撮ること。
前回来た際はまん延防止等重点措置で延期になっていたので、そのリベンジだったんです。

地元の市川の江戸川花火大会は、ここ2年いずれも中止。
ご無沙汰しているので、久々に写真を撮りたかったんですよ。

ドン、トトン。
おぉ、上がった上がった。

20:00スタートで20分間。
僅かな時間ではありながらも、そもそも花火は儚さを楽しむもの

いやぁ、綺麗な色合い、ここからはよく見えるなぁ。

少し引いて撮ってみると、ん?  やはり。
花火の右側、暗闇に富士山がぼんやり見えるのはおわかり頂けますでしょうか。

花火撮影では三脚を使うのは当然として、あわせてリモコンを使用します。

1回目のプッシュでミラーを跳ね上げ、2回目で露光を開始してそのまま暫く写し込み。
3回目プッシュで露光終了という流れなんです。

最初のプッシュでミラー跳ね上げておくのは、この動作でカメラを振動させてしまうから。
少しでもブレの要素を防ぐためなんですよね。

露光時間、つまりプッシュ2回目と3回目の時間を長くすればするほど花火を長く撮影し続けることができるんですけど、同時に暗闇の部分にあるものもしっかりと写すことができるようになる。
この写真、富士山のシルエットをよりはっきりご確認頂けると思います。

露光が長過ぎると花火が白飛びするので、そのバランスを勘で調整しながらリモコンのプッシュを繰り返す。
これが花火撮影の手順。

お、もう一つの打ち上げ会場の畳岩からも上がり始めたぞ。

そして八木崎公園からも打ち上げ。
富士山の右から左からと、カメラアングルの調整に忙しい。

メイン会場の大池公園、次に打ち上げ数が多い八木崎公園の同時打ち上げを撮りたい。

打ち上げのタイミングはわからずで、チャンスが巡ってきてくれたらラッキー。
こういう時に日頃の行いの良し悪しが出るんだろう… おっ、キター!

どうやら私の行い、さほど悪い訳ではないらしい。

そんなこんなの20分間はあっという間。
フィナーレは畳岩と大池公園の共演で、久々に楽しめた花火は素晴らしかったなと。

夏にもまた上がるのかどうか、要チェックですね。




【おまけのワンポイント】
以下、河口湖在住のご夫妻に聞いた話のメモ書きです。
・35年ほど前までは、河口湖は歩いて乗れるくらい凍っていた。山中湖に至っては、氷上を車が走れた。
・河口湖北岸の河口は火山灰の堆積が20cmほどしかない。これは富士山近辺の風は西風が多いから。
・河口からは河口湖越しに富士山を拝めるので、別荘やリゾートの需要は高い。ところが何とか(詳細忘れ)農地に指定されており、宅地にするには複雑な手続きがあり、5年以上の期間が必要。
・地方に住むと移動は車が基本、よく歩く都会の人の方が足腰は強い。
・河口湖大橋を歩いて渡る人は、インバウンドの頃から見慣れてきた。かつては極稀だった。雪の日に歩いている人もほぼおらず。
・ここ2m10年内の積雪は最高で210cm。

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