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2022年4月4日月曜日

【旅行】雨に濡れる河口浅間神社、杉の下では傘要らず

【この記事のポイント】
・河口浅間神社は心安らぐ神社、雨の日の神々しさはまた格別
・樹齢800年以上と言われる杉並木、雨垂れを葉が吸収して濡れることはなし



さて、この後は暫く空き時間。
買ったばかりの自転車でサイクリングでもしようかなと思ったら...

なんと、雨が降ってきてしまった。
こりゃ自転車は無理だなとウォーキングに切り替えて、向かう先といえば... そうだ、定番のあそこだな。

河口浅間神社はお気に入りの場所。
雨に濡れても風情があるのは間違いなし、どんな様子になっているんだかを見たかったんです。

おぉ、しっとりと濡れた杉、地面の近くには緑の苔。
石畳と随神門の屋根は雨に濡れて輝き、神秘的な空気感をなお一層引き立たせてくれている。

なるほど、これは神々しい風景だ。
静かな気持ちで参道を進んでいきます。

雨に濡れた苔、色鮮やかになる。
日光が減って暗い境内、この緑が一層目立ってい美しいじゃないですか。

ここに来ると、不思議なくらいスッと心が落ち着くんです。
初めて来たのは昨年の5月ですけど、それよりもずっと昔、子供の頃から知っている場所のような不思議な錯覚。

これは日本人の原点となる風景の一つで、懐かしさを覚えるのは自分が日本人である証なのかもしれない。
こういった心が落ち着く場所があるというのは、面倒な人生を過ごすうえで大切なことだろうなと。

そんな感傷に浸りながら、ふと随神門を振り返ると、雨天で日光が遮られている夕刻、早くも燈籠が灯っています。
この風景に更に心がキュンとなって、やはりこれは日本人の原点となる風景であるということを実感です。

杉並木の端に来て、ふと気づくと傘の雨音がない。

そうか、葉が雨傘代わりとなって雨を吸収してくれるんだ。
激しく降る雨、傘を畳んでも全く濡れることがないというのは不思議な感覚。

樹齢800余年の杉並木、空を覆い隠すように茂る葉は相当な量です。
これが雨を防いでくれる訳ですけど、少々激しい雨でも雨粒一つ落ちてこないというのは初めての体験。

厳しい自然から身を守ってくれる安心感、これがこの神社に懐かしさを感じる所以なんでしょうね。

再び歩き始めて湖畔に出ると、こんな雨の中でも湖に立ち込んで釣りをする方がいるとは。

バス釣りではないようだし、ワカサギともまた違うような感じ。
こんな釣り方で何がターゲットなのか、これはこれで興味深々というところで、続きはまた明日。




河口浅間神社
山梨県南都留郡富士河口湖町河口1
0555-76-7186

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