モーションウィジット

2022年3月8日火曜日

【グルメ】人気店『ほうとう不動』、野菜出汁の薄味なほうとうが滋味深い

【この記事のポイント】
・河口湖周辺に店舗が多い『ほうとう不動』、野菜の出汁が滲み出た薄味のほうとう汁が素晴らしい



さて、今回の河口湖最後のランチはどうしようか。
雪の河口湖だったから、寒い季節に特に美味いものということで… やっぱりほうとうだよな。

そうだ、県道707号沿いに『ほうとう不動』があったはず。
河口湖駅前の店舗は行列しているかもしれず、車が基本の店舗は空いているに違いない。

20分も歩けば着くはず、開店の11:00にも丁度いいだろうなと。
さすがに3日もいると雪にも慣れてくるもの、少々歩くくらいはもはや苦にならずですね。

河口湖の南にあるから『南店』、この店舗もデカイなぁ。
お、向かいには『小作』もあるのか、甲府で食べた馬刺定食、美味かったな。

期待通りで車は数台のみ、これならサクッと座れる。
どれどれ、行列のできるほうとうってどんなものだろう。

席に通されると、店員さんから一言、「当店のほうとうは1種類のみです。」

ほ~、よほどの自信なんだな。
「じゃ、そのほうとうを一つください。」
「かしこまりました」

10分弱待つと、数名のスタッフさんが両手に鍋をぶら下げて早歩き。
ほうとうはまとめて完成するようで、それを一気に運んで来るというスタイルなんだなと。

「お待たせいたしました! 鍋が熱いので、触らないようにご注意ください。」

言われなくても、どう見ても熱いという外見。
湯気出過ぎじゃねぇ? これ、食べても大丈夫なのかな。

湯気越しではありますけど、ボリュームも半端ないというのがよくわかります。
果たして食べ切れるだろうか、一人で来るのは無謀だったかな。

まぁ心配しても仕方ないと、覚悟を決めて、頂きます。


えぇと、箸はあるけど小鉢とレンゲが運ばれてきてないぞ。
ん? テーブル設置のデカいお玉みたいなのを使うのかな。

サイズがかなりデカいなと思いながらも、まずはスープを一口、「うぉ~熱~」というごく当たり前な反応の後、おや、味が薄いな。

ほうとうは味噌っぽい味というイメージですけど、これは野菜の出汁? 繊細な旨味が心地いい薄味。

キャベツをフーフーしながら、うん、やっぱり薄味、素材の美味しさそのまま。
ほうとうも小麦の旨さを感じるツルンとした食感で、優しい出汁の風味もよくマッチしています。

肉は一切入っておらず、油揚げが入っているのか…
うぉっ、これは真剣に熱い!!

ハフハフしながら慌てて水を流し込んで鎮火、いやぁ、危なかった。
口の中を軽く火傷した程度で済んでよかった…

かぼちゃは硬めながらも、時間をかけて食べていると徐々に柔らかく。
好みの硬さで食べればいいということのよう。

よし、そろそろすりだねだな。

この際だからガンガン入れちゃえ。
薄味がどう変化するかと思いきや、それほどでもないのは何でだろう。

汁が熱いからか、辛さが野菜のマイルドな旨味に吸収されるのか。
どうであるにせよ、味の要素が加わって更に美味いことは間違いなし。

食べ切れるかどうか…という心配もすっかり吹き飛ぶ美味しさ。
これが行列店の味なんだと納得、ご馳走さまでした。






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