モーションウィジット

2022年3月6日日曜日

【旅行】湖畔に武将の石像、あれ?信玄じゃなく梶原景時?

【この記事のポイント】
・氷結する河口湖、遊覧船は運行見合わせに
・河口湖は梶原景時に縁のある地?
・雪に覆われた大池公園は美しい



3日目の朝、今日は雪が降るらしいので曇っているのかな。

カーテンを開けると、朝焼けに染まる富士山。

いつもより赤が強め、こんな富士山を見れたのもラッキー。
滞在した3日間、全ての日に富士山を見ることができたって、有難いことです。

今日は最終日、バスは13:30河口湖駅発なので、早め早めに行動しよう。

河口湖周遊バスは9:30まで走らずなので、甲府駅~富士山駅を結ぶバスを利用。
バス停の大檜は宿からも近く、8:47ほぼ定刻でやってきたバスで河口湖駅方面に向かいます。

xで午前中に1箇所だけでも観光をと、遊覧船・ロープウェイ入り口で途中下車。
ドノーマルかとは思いつつも、遊覧船にでも乗ってみようかなと思ったんです。

第一便は9:30、お客さんなんて誰もいないんだろうな。
言い換えれば、氷結する河口湖を独占しての航行になるんだろうと企んだものの...

出船時刻が近づくと、あれ、乗船券売り場に張り紙。
「只今、湖氷結の為 運航を見合わせ中」だと。

氷が張っているのに、無理して出航して事故にでもなったら大変ですからね。
そりゃそうだよな。

もう一つのドノーマル観光コースのロープウェイにでも行ってみるか...
あれ、動いていないぞ。

こちらは営業開始まであと10分ほど、待てばすぐではあるんですけどね。
冷静になって考えてみると、早くも雲が垂れ込んできて富士山は見えず。

敢えてこんな日に登る必要があるんだろうか。
いや、どう考えても違うな。

じゃ、どうするか。

悩んでも仕方ないなと、船津の温泉街を通過して河口湖北原ミュージアム方面に歩くことに。
おもちゃの博物館なら、別に嫌いな訳じゃないし新たな気付きや発見があるかもしれないですからね。

と、その途中で見かけた武将の石像。
あぁ、武田信玄ね。

何か説明板があるから近づいてみると、あんまり武田信玄に似ていないような...
え、梶原景時?

「鎌倉殿の13人」にも登場する梶原景時。
なんで河口湖に石像があるのかと思いきや、説明板の要旨は以下の通り。
・梶原景時は、1194年に頼朝の命で加藤景兼とともにこの地を治めていた安田義定を攻略。
・加藤景兼が領主となるが、実際は梶原景時の八男景則がこの地を治めることに。
・以来、梶原景時一族が鎌倉街道を通じて甲斐国と鎌倉とを行き来していた。
・河口湖町内には、現在240世帯の梶原姓があり、これは山梨県内の梶原氏の総世帯730の33%にもなる。
・よって、山梨県内の梶原氏の中心地は河口湖町である。

うーん。

梶原景時は中国地方の守護に任ぜられているし、謹慎していたのは神奈川県寒川町。
ここに銅像があるのはちょっと苦しいかな。

とはいえ、武田信玄以外の武将を担ぎ出そうという河口湖町の工夫もまた立派。

河口湖北原ミュージアムを目指して歩くと、途中で綺麗な雪原を発見。
河口湖の氷に向かって、親子連れが楽しそうに遊んでいます。

いい風景だな。
「大池公園」って、何か聞いたことあるような... あ、楽しみにしていた花火のメイン会場か。

このブロンズ像は「氷上の女神」。
有名な彫刻家の作品で、木花開耶姫命と磐長姫命の姉妹がが仲よく湖上に舞う姿を表現したものなんだとか。

雪も深く残っているし、心洗われるような公園ウォーキング。

そうだ、せっかくだから日常とは大きく離れて、梶原景時像の近くにあった『山梨宝石博物館』に行ってみるというのも悪くないかな。
最終日の観光スポットが目出度く決まったというところで、続きはまた明日。







【おまけのワンポイント】
・大池公園の周辺には観光スポットも多く、河口湖駅からも徒歩20分弱と近いのも特徴。河口湖に行ったら、まずはここを観てみるのがいいかもしれません。

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