モーションウィジット

2022年3月31日木曜日

【旅行】階段を昇るのは楽ではないけど、先に待つのは絶景の富士山

【この記事のポイント】
・忠霊塔までの昇り、階段を選んでも登坂を選んでもキツいことに間違いはなし
・頑張った分、富士山と五重塔を臨む美しい景色を観ることができるはず



一段一段、無理せずゆっくりと。
それでも息が切れるのは、階段は398段あるらしいのでまぁ仕方ないでしょう。

昇り切って振り返ると、おぉ、富士山がなんて綺麗なんだ。
後から昇って来る方も苦しそう、でもあと少しでこの景色を観ることができるんだから頑張れ!

桜と富士山とのコラボ写真で有名な忠霊塔、間近に見るとかなり新しい建造物。

説明板を読むと完成は1962年、ってことは60年は経っているのか。
そうとは思えぬほどピカピカ、メンテをちゃんとしているからなんでしょうね。

忠霊塔は、富士吉田から日清・日露・第一次・第二次大戦に出征して戦死された1,055柱が合祀されている塔。
そんな時代を彷彿とさせるウクライナの戦争はまだ続いていて、人間の愚行は繰り返されるものだと思い知らされたという今日此頃です。

「ようこそ富士吉田市へ」、なるほど、この景色が富士吉田市の象徴。
「ここにはいつも富士がある」という富士吉田市民愛唱歌の歌詞もあり、確かにこんなに素晴らしい景色は他の土地ではなかなか観られないでしょう。

更に坂道を登り、富士パノラマ台に到着。

いやぁ、富士山の絶景。
こんな風景の中でビールを飲んで過ごしたいなぁ。

いやいや、ここは神社の境内、そんな不謹慎なことをしてはいけないのは当然。

忠霊塔の展望デッキ、クラファンで4億円以上を集めて改装、広さは従来の5倍になったんだとか。
大量の観光客が来ても混乱しないよう一方通行になっていたので、観光客数が復活した時には万全の備えですね。

上の写真で後ろ姿が写っている黒い制服の女性、学生さんかと思ったらバスのガイドさんとのこと。
明るさいっぱい、元気いっぱいの方で、展望デッキ上でも見知らぬ人とすぐに打ち解けて話していました。

正にバスガイドさんが天職という方で、傍で見ていても笑顔が伝播してくる天真爛漫さが印象的でした。

忠霊塔といえばこの角度、左手前が桜が咲いてピンクに輝く風景が有名ですよね。
いつかは観てみたい風景の一つです。

さて、そろそろ下ろうか。

昇ってきた階段を下るか、あるいは坂道にするか。
高所恐怖症の私には階段はかなりハードルが高いので、坂道を歩くことにしました。


途中、初老のご夫婦に遭遇。
階段を昇ろうかどうしようかと悩んでいるようで、私の顔をじっと見て、何かアドバイスがほしい様子。

「こんにちは。私は階段を昇りましたけど、下りは坂道の方が圧倒的に楽ですね。」
「昇りはどっちがいいか、私には比べられないですけど、このまま階段を昇ってもゴールはすぐそこですよ。」

「そうですか、ありがとうございます!」
そうアドバイスをしたらお二人は階段を昇りましたけど、実はここ、まだ半分よりも下なんだよな。

坂を歩いてもキツいのは間違いないし、階段も同じようにキツいはず。
こういう時はどっちでもいい、背中を押してあげるのが一番かなと思ったんです。

駐車場手前の階段の写真、無茶苦茶怖い高低差はおわかりいただけますよね。
こんな階段は踏み外すと大怪我、でも坂道はコケても大したことはないはず。
昇りはいざ知らず、下りはやはり階段じゃないほうが間違いないということがよくわかりました。

さて、ここを出て『道の駅富士吉田』に行けば、軽食コーナーがオープンする10:00まではすぐ。
朝食の吉田うどんを食べに行こうというところで、続きはまた明日。




新倉山浅間公園
山梨県富士吉田市浅間2-4-1
参拝時間 出入り自由

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