モーションウィジット

2021年3月15日月曜日

【散歩】平安から続く神社から、日本初の民間飛行場までウォーキング

溥傑の住んでいた家を観た後、お隣の稲毛浅間神社に。

創建は808年というから、相当に由緒ある神社です。
この辺りにしては珍しいそこそこ高い丘の上にあるのは、平安時代末期の社殿再建の際、富士山の形に土盛りをしたからなんだとか。

当時、社殿は東京湾を挟んで富士山と向かい合っていたとのこと。
その社殿は1964年に焼失してしまったとのこと、惜しいですねぇ。

再建された社殿、この参道もきっと富士山を向いているんだろうけど…この日は見えずでした。

境内には、「千葉市子供の歌」と書かれた石碑があったんです。

くろしおめぐる 房総の 文化の千葉に 花と咲く蕾だぼくら
わたしたち 力を 合わせ はげもうよ

袖しが浦の 友千鳥 よろこび うれい 分かちあい
明るい歌と 夢の街 楽しい街をつくろうよ

世界を結ぶ 千葉港 東も 西も へだてなく
手と手をつなぎ わたしたち 仲よく共に 進もうよ」


作詞は市原三郎という先生だそうで、苗字からして千葉、という方。
千葉愛と、子供たちに明るい未来を導くいい歌詞。

浅間神社を離れて、海に向かう途中にあるのはこのオブジェ。
形状からして、飛行機に関係しているのはおわかりいただけますよね。

「民間航空発祥之地」、なぬ、笹川良一の名前もありますね。

1912年、ここ稲毛海岸の干潟を民間初の飛行練習場に、この飛行場を本拠に全国巡回飛行会を開催したことに由来するのだとか。

へぇ、稲毛にそんな歴史があったのか。

この松も、飛行機に由来するもの。
アメリカから1960年に贈られたもので、キティーホークの丘の松の種を育てたものなんだとか。

キティーホークの丘…そうか、ライト兄弟の飛行機の丘のことか。
それにしても見慣れた松とは規格外に成長しているのは、アメリカ産だからなのかな。

飛行機由来の施設は、稲毛海浜公園にもあるんです。
『稲毛民間航空記念館』は3年ほど前に閉鎖、リニューアル整備する予定なんだとか。

ガラス越しに中を覗くと、OTORIと書いてあるのは複葉機…かな。
ネットで調べてみると、奈良原三次という方が制作した飛行機を復元したもののようです。

リニューアルオープンしたら、また観に来てみようか。




【今日のワンポイント】
・稲毛海浜公園には、グランピング施設の建設予定があるそう。2020年オープン予定とのことでしたけど、コロナ禍で遅れているのかな。都心からのアクセスもいい場所なので、期待ですね。

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