【観光】芝山千代田からバスに乗って行くはずが… え！ そんな…

以前から、仁王門が大変立派だという芝山仁王尊観音教寺に一度行ってみたいなと思っていたんです。

ただ、場所が成田空港の南方とアクセスのよろしくないところ。

 

遠出をすると渋滞で面倒そうな日、一人で気軽にサクッと、公共交通機関の乗り継ぎで行ってみようかなと。

ネットで調べてみると、京成線から乗り入れている芝山線の芝山千代田駅から、芝山ふれあいバスというのが総武本線の松尾駅まで行っているとのこと。

このバスなら観音教寺すぐ近くまで行くので、よし、これだな。

 

芝山千代田駅に到着したのは、朝の8:16。

こんなに早いのはなぜかというと、本数の少ない芝山ふれあいバスが8:35発、その後が約2時間後と間隔が空いているから。

 

ところで、芝山線って知ってます？

 

成田空港に絡んで敷設した電車ですけど、鉄道としての開業は2002年まで遅れ、しかも路線は東成田ー芝山千代田駅の1駅間のみ。

わずか2.2kmしかなく、しかも需要がほぼない場所、知らなくても当然という電車なんです。

 

この写真でも、駅の向こうは高架が切れているのがおわかりいただけるかなと。

 

よし、8:35になったぞ。

バスがそろそろ…… 来ないな。

 

時間を間違えたのか、改めて時刻表を見ても…大丈夫だな。

ん？ 脚注の一番下に… なぬ！

 

「日曜日・年末年始は運休となります。」って、今日は日曜日だぞ！

 

土日はダイヤが変わり、運転本数が減るというのはよくある話。

でも運休になるというパターンは初めてだな。

 

事前によく見てないのが悪いんですけどね。

まさかそんな落とし穴があるとは…

 

 

と、ここでめげてはいけないのが公共交通機関の旅。

先ほど別のバスを見かけたのを思い出し、そのバス停に行ってみると、空港シャトルバスというのが横芝屋形海岸まで走っているらしく。

 

このバス停の出発は9:05。

バス停は芝山仁王尊観音教寺から少し離れているようですけど、全部歩くよりは遥かに早く到着するなと。

 

そんなこんなで、芝山文化センターというバス停から徒歩。

こんな気持ちいい田舎道を歩くのだから、まぁそれもまた良しですね。

 

ん？ どう見ても「営業中」には見えないんだけどなぁ。

こんなアバウトさも、のんびりさの表れでかえっていいものですね。

 

そんななかで、忽然と現れた立派な建築物、あれが観音教寺か。

 

名の通った寺院だと、参道にお店があったりとそれなりに近代化されているもの。

観音教寺はそんなものには全く無縁、田舎の景色にスッと現れるので、余計に威厳があるように見えるんです。

 

こんなに立派な階段もあるのに、参拝客は皆無とは。

創建は781年という古刹なのに、穴場のようなお寺だな。

 

上はどうなっているのかについては、また次の記事にて。

 

 

【今日のワンポイント】

・芝山町は成田空港すぐ近く。その影響で町の7割が騒音地区なんだそうです。確かに、上空をひっきりなしにジェット機が飛んでいましたけど、飛行機マニアにはかえってたまらないんじゃないかな。