モーションウィジット

2019年6月20日木曜日

【観光】荒々しい風景、荒崎は地質学好きには堪らんのだろう

10年ほど前だったか、荒崎の磯で遊んだ記憶があって。
せっかく三浦半島の西岸にいるので、あの場所を再び訪れてみようかなと。
 
葉山からだと、南に車を走らせること40分ほど。
武山駐屯地を過ぎて、三崎との分岐を右折して、寂れた漁港の先に荒崎公園があります。
 
 
道の突き当たりが駐車場、入り口の看板を見ると…
え、1日1,000円!
 
午後にきて、ちょっと様子を見たいだけなのに高いなぁ。
1時間200円、最大1,000円まで、というのが相場なんじゃないか?
 
停めませんでしたけど、さっきの森戸大明神の駐車場も1,000円。
この近辺は、価格協定でも結んでいるんですかね。
 
そんな駐車料金もあってか、空いた公園のなかを進んでいくと。
 
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おぉ、なかなか綺麗じゃないですか。
「どんどんびき」との看板、「どんびき」は身近にもたまにある現象ですけど、更に「どん」が重なるか。
 
潮が引くときに音が鳴るから、このネーミングになっているとのこと。
実際に聞いてみたいものです。
 
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展望台はと。
ここは鎌倉時代、三浦一族の長井城で、幕末には彦根藩の砲台が置かれていたとのこと。
 
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城址の風情は残っておらず、でも海に突き出たこの荒崎は、相模湾の守りには押さえておきたい地形だなと。
平和な今日では、岩に寄せる波の音がただ心地よく、景色に癒される展望台。
 
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公園を更に奥へと。
岩の間に整備された歩道、以前はこんなに綺麗じゃなかったような気がします。
 
なるほど、これが駐車場1,000円の効果なのか。(← まだこだわるか)
 
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海岸に出ると、おぉ、岩が縞々模様。
1200万年~400万年前に海底で生成された2種の凝灰岩、隆起でこんな形になっているのか。
 
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弁天島に行くには、このコンクリート橋を渡らなければ。
風が穏やかだったので恐怖心はなかったものの、海底は洗濯板のような凹凸、こりゃ落ちたら痛そうだなぁ。
 
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弁天島は地続きなので、登ろうと思えば不可能ではないかも。
木が生えている関東ローム層まで辿り着くか…、いや、いい歳してくだらない挑戦はやめておきましょう。
 
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磯遊びをしたのはどこだったかなぁ。
結局わからず仕舞いでしたけど、こんな景色のいいところでのんびり釣りというのもいいものですね。
 
本当はもう少しのんびりして、夕陽まで観てみたいところだけど…
渋滞前に帰ろうと、後髮引かれる思いで帰ることにしました。
 
 
【今日のワンポイント】
・帰りの三浦縦貫道で面白いこと一つ。この道路、料金所にETCがついていないんですけど、なんとSuica/Pasmoが使えるんです。
・ETCは車止めのバーまで連動させるので、設置もメンテもコストがかかるはず。一方でSuica/Pasmoは料金徴収の仕組みのみと安上がり。
・車でSuica?という違和感はあるものの、これはこれで現実解としてありなんだろうなと納得です。
 

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