・お盆休みは、妻のリクエストで新橋の奈良県アンテナショップ『奈良まahoろば館』へ。期間限定の「梅酒」と「桃」のかき氷を実食。ふわふわの氷と奈良の銘酒蔵の梅酒、ジューシーな桃が織りなす大人のための極上スイーツを堪能しました。
お盆の金曜日、この日は休みをとってのんびりしようかな。
ここで妻がぽつりと「かき氷が食べたいな」と。
その一言に、私の頭の中で電球が灯りました。
「あ、だったら『奈良まほろば館』に行かない?」
『奈良まほろば館』、新橋にある奈良県のアンテナショップで私のお気に入りの場所の一つ。
その店内の一角にあるカウンターで、本格的なかき氷が食べられる。
これを以前訪れた際にチェック済みだったのです。
新橋で出会う、古都の涼
このお店の存在を知ったのは、今年の初め頃だったか。
実家で飲んだ帰り、酔い覚ましに新橋から日本橋まで歩いていた際、偶然前を通りかかったのがきっかけです。
昨年秋の旅行で、すっかり奈良の魅力に取り憑かれていた私にとってこの出会いは運命的だったんですよね。
そして初夏に訪問した際、美味しそうなかき氷の存在に気づいていたんです。
店外のメニューをみると、期間限定の文字。
「桃」と「梅酒」、これは悩ましいですねぇ。
他にも定番メニューはあるものの、ここは限定品を選ぶのが食いしん坊の礼儀というものだろう。
私は迷わず「梅酒」をチョイス。
妻は少し悩んだ末、「やっぱり、桃かな」と。
11:30前の訪問とあって、12席しかないカウンター席もまだ空いており、待たずに座れたのはラッキーでした。
大人の贅沢、梅乃宿の梅酒かき氷
かき氷は、注文を受けてから一つひとつ丁寧に仕上げてくれます。
待つこと3〜5分、私の「梅酒かき氷」が、先に運ばれてきました。
よし、それでは頂きましょう。
このかき氷に使われている梅酒は、奈良が誇る銘酒蔵「梅乃宿酒造」のものだそうです。
梅乃宿といえば、日本酒はもちろん、果実を使ったリキュールでも非常に評価の高い蔵元ですね。
まずは、氷を一口…
う〜ん、これは美味い。
氷が、いわゆるガリガリとしたものではなく、まるで淡雪のようにふわふわ。
口に入れた瞬間に、すっと溶けてなくなります。
そして、そこにかけられた梅酒のシロップ。
梅の豊かな香りと上品な甘酸っぱさ、そして後から追いかけてくる日本酒ベースならではの奥深いコク。
梅酒とふわふわの氷との相性、これがもう抜群。
子供のおやつではなく、完全なる「大人のためのデザート」ですね。
果実の恵み、ジューシーな桃かき氷
続いて、妻が注文した「桃かき氷」も到着。
「う〜ん、美味しい!」と、妻も大喜びでスプーンを進めています。
私も一口おすそ分けしてもらいましたが、確かに、これもまた素晴らしい味。
氷に優しい甘さのミルクがかかっていて、とろりとした桃のコンポートもたっぷり。
ジューシーで濃厚な桃の甘さと、ミルクのまろやかさが口の中で溶け合い、まさに至福の味わいだなと。
最後に
というわけで、夏の日にいただいた、奈良の恵みが詰まった極上のかき氷。
梅酒が1,300円、桃は1,600円と、かき氷としてはなかなかの高級品ではあります。
でもその金額に見合った、いや、それ以上の満足感を得ることができました。
涼やかなひとときに感謝、ご馳走さまでした。
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