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2025年9月26日金曜日

【グルメ】海鮮と野菜のアンサンブル!大手町『上海料理 佳樹園』の中華丼は「王道にして奥深い」

【この記事のポイント】
・雨模様の出社日ランチ、地下で繋がる経団連ビルの『上海料理 佳樹園』へ。いつもの麻婆豆腐を封印し、同僚の一言に釣られて「中華丼」を注文。主役級の海鮮から名脇役の野菜まで、具材一つひとつが美味しい満足度の高い一杯を堪能。


とある出社日のランチタイム、この日は会社の仲間2名と合計3人での食事です。

外は、いつ雨が降り出してもおかしくない、どんよりとした空模様。
こんな日は、濡れずに移動できる地下道繋がりのビルが最適解。

というわけで、我々が向かったのは経団連ビル。
そしてこのビルに来ると、そこそこの確率で吸い込まれてしまうのが『上海料理 佳樹園』です。

店内が広々としていて大人数でも入りやすく、そして何より味が良い。
頼れるお店なんですよね。

同僚の一言が、今日のメニューを決めた



席に着き、さて今日は何を食べようか。

いつもの私なら、ここで麻婆豆腐の定食か丼を頼むのがお決まりのパターン。
でもなぁ、いつも同じものばかりじゃ…

そんなささやかな葛藤を抱えていると、隣に座った仲間の一人が「よし、中華丼にしよう」と。
ん、中華丼、悪くないな…

様々な具材の旨味が溶け出したとろりとした餡。
あれがご飯に絡んだ時の美味しさは格別だよなぁ。

なんて考えていたタイミングで、「ご注文をお伺いします」と店員さん。
仲間の「中華丼、お願いします」という声に、ほとんど脊髄反射で「じゃ、私も中華丼で!」と後を追うことに。

王道にして、奥深い。中華丼の世界




待つこと5分弱、お、きたきた。
このスピーディーさも、このお店の魅力です。

餡は、醤油ベースの濃いめの茶色。
立ち上る湯気とともに、食欲をそそる香りが鼻をくすぐります。

よし、それでは頂きましょう。

まずは、セットのスープから。
うん、鶏ガラの優しい旨味と、ちょうど良い塩加減。
熱々のスープが冷房で少し冷えた身体に染み渡ります。

それにしても、この中華丼はご飯がかなりたっぷり。
食べるペース配分を考えないと、最後にご飯だけが余ってしまうという悲劇に見舞われそうですね。


レンゲで餡とご飯をすくって一口… うん、美味い!

まず、主役級の具材たちが素晴らしい。
プリプリの海老、柔らかいイカ、そして中華丼のアイドル的存在のうずら卵。
それぞれの食感と旨味が、熱々の餡の中で見事に共存しています。

でもこの一皿の真価は、むしろ脇役たちの仕事ぶりにこそあるのかも。
シャキシャキとした歯ごたえを残した白菜、旨味をたっぷりと吸ったしめじやキクラゲ。
これらの野菜の甘みや食感が、全体の味に奥行きとリズム感を与えてくれているんです。

まさに、具材たちの見事なアンサンブルですね。

最後に


というわけで、同僚の一言に導かれて注文した久しぶりの中華丼。

1,100円とランチとしては決して安くはないものの、この具材の豊富さと味のクオリティを考えれば、それに見合った、いやそれ以上の満足感です。

たまには自分の定番から外れて、他人の選択に乗っかってみる。
そうすることで、思わぬ美味しい発見がある。

そんな、ランチ選びの極意を再確認できた良い一日でした。
美味しさに感謝、ご馳走さまでした。






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