モーションウィジット

2023年2月10日金曜日

【カメラ】レンズの修理、自分でやれば安く済むけど

【この記事のポイント】
・Nikonズームレンズのマウントが壊れたので自分で修理、メーカー修理の1/10以下の値段で済ませられた



デジカメ一眼レフのレンズマウントが壊れた、というのはこの記事に書いた通り。

修理にどれぐらいかかるんだろうとNIKONのサイトで調べてみると、ゲゲッ。
どうやら20,000円以上はかかるらしい。

AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR、常用に重宝するズーム幅ながらもそろそろミラーレス一眼レフに切り替えようかという今日この頃。
使わなくなってしまうであろうこのレンズ、20,000円以上も修理にかけたくないよな...

待てよ。
この程度なら、もしかして自分でも修理できないかな。

ネットで調べてみると、レンズマウント非常に脆い部品とのことで自分で修理されたという記事もいくつか発見。
よし、私もやってみるかな。

もし失敗したとしてもアマゾンだったら新品が29,000円で買えるし、中古なら20,000円程度。
これならやってみる価値はあるんじゃないかなと。

交換部品をアマゾンで探してみたところ、なんと、それらしきものが2個入りで601円。
精密ドライバーもボロボロのしかなくこの際だから新調しようと... え、これも849円と、両方あわせて1,450円と激安。
まぁ上手くいけば激安ですけど、失敗したら無駄なコストになってしまうんですけどね。

品物が到着して、さて、まずは壊れた部品を外すところから。
精密ドライバーが使いやすく、ネジはあっさりと回ってくれますけど、こういう作業の失敗のパターンを改めて整理しておきましょう。

1.取り寄せた部品の形状が異なる
2.外したネジを紛失してしまう
3.分解の際、配線を切ったり別の部品を壊してしまう
4.部品を元の状態に戻せなくなる

今日まで、こんな過ちを何回してきているんだろうか。
そんな経験をフルに活かす場面がやってきましたね。

部品の形状は同じだし、外したネジを置く場所も決めてと。
分解し始めたところで、おぉ、こんなところに細いケーブルがあったか。

細心の注意をはらいながら作業を進め、いざ部品を交換したところで... アッ!
細いケーブルが外れてしまった!

かなり注意はしていたつもりでしたけど、ハンダでの接合が繊細だったようでポロッと取れてしまいました。
(かなり動揺していたので、この時の写真はありません)

リカバーしてみようと、外れた部分と伝導しそうな部分にこのケーブルをネジ止め... できるか?...
おぉ、できた!!

かなり細かい作業でしたけど、何とか原状に戻せたよう。
他の部品も元に戻してと、レンズの接合には問題なし。

さてさて、真っ当に稼働してくれるかどうかが本当の勝負ですね。

ズーム動作に異常なし、電源を入れて、これでオートフォーカスが機能してくれれば完璧...
よし、問題なし!!

シャッターを切ることもできるし、どうやら問題なく修理完了したようです。

いやぁ、一時はどうなるかと思いましたけどね。
1/10以下のコストでの修理完了、ネットに情報を掲載してくれた諸先輩に感謝です。




【おまけのワンポイント】
・交換部品は中国からの発送だったようで、納品までには10日ちょっとかかりました。アマゾンのカスタマーレビューを見ると使える/使えないで評価は二分、仕上がりが安定しないのかもしれません。
・後日、屋外で写真を撮ってみたところ全体的に白っぽく写るようになっていることが発覚。絞りを調整するための部品を適当に押し込んだのが原因なのか、いずれ再分解して確認してみようと思います。

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