モーションウィジット

2023年2月26日日曜日

【カメラ】α7 Ⅳで試し撮り、高解像度の表現力はさすが

【この記事のポイント】
・D7000とα7 Ⅳの重量はほぼ一緒、α7 Ⅳも万能とは言えないながらも、高解像度の表現力は素晴らしいなと




α7Ⅳの使い心地ですけど、まずはハードとしてのNikon D7000との比較という観点から。

両者を並べてみると、似たような大きさ、どちらも重そうだという印象ですよね。
よく見てみると、D7000の方が曲線が多くグラマラスな感じ、α7Ⅳは平面の組み合わせでロボット的な印象というところでしょうか。

操作系も左右にバラけたD7000に対し、右手に寄っているのがα7Ⅳ。
ズームレンズは両者ともワイド(広角)端、α7Ⅳの方が長いのがおわかり頂けると思います。

大きな差があるのが高さ、D7000の方が明らかに背が高い。
この違いは右手でのホールドに影響、D7000は小指まで余裕で引っかかるのに対してα7Ⅳはちょっと窮屈な印象。

もう一つ、テレ(望遠)端にするとα7Ⅳのタムロンレンズの方がギュインと長く伸びてくる。
本体のサイズ感と比べると、明らかにバランスは良くないですね。

重量はどの程度違うのか。
α7Ⅳの方が微妙に重く、サイズがコンパクトなのでずっしり感があるんです。
D7000:780g + Nikkor18-108レンズ:420g = 1,200g
α7Ⅳ:658g + タムロン28-200レンズ:575g = 1,233g

軽すぎるとブレやすいので、これぐらいの重さは十分に許容範囲です。

でと、続いて肝心の写真はどんなもんかなと。
試し撮りにと、浅草に行ってみることにしました。

まずは35mmフルサイズの実力を確認すべく、2枚の写真をご覧ください。



同じソニーの絵作り、よく似た写真というくらいの感想になりますよね。
国立博物館の色味が若干異なり、下の写真が明るめかなという程度でしょう。

上がα7Ⅳ、下がXperia 1 Ⅱで獲ったもの、同じソニーの製品なので雰囲気は似ていて、このサイズじゃほぼ変わらないように見えます。




国立博物館の屋根の部分を拡大すると違いは一目瞭然、α7Ⅳはくっきり、Xperia 1 Ⅱはボケボケです。
一眼レフ中級機とスマホカメラでは違いがあるのは当然、比べちゃ可哀想だとは思いつつもこんなに違うのかと驚き。

細部が細かく表現されるからなのか、撮って出しのJPEGでも立体感あり。
洋服部分の黒つぶれはあるものの、RAW現像せずともブログ記事ならこのままでも使えるクオリティに仕上がっているという感覚。




一方、JPEG撮って出しでは明暗がはっきりしている写真の暗い部分は全く駄目、こういった写真はRAW現像が必須なんだなと。

α7Ⅳには「クリエイティブルック」という機能があり、撮る際に写真の色味を調整できるとのこと。
これを上手く使いこなせればRAW現像はやらずとも良くなるんだろうか、この辺りは今後の研究が必要ですね。

カメラの性能がよくなっても、写真の腕が上る訳じゃない。
更なる精進が必要だなと思いつつ、まずはいい道具を手にすることができたことに感謝です。

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【おまけのワンポイント】
・D7000はAPS-C機なので、レンズの焦点距離は35mmフルサイズ換算だと1.5倍、なので18-105mmは28-161mmということになります。
・今回買ったタムロンのレンズが28-200mm、更に本体をAPS-Cモードすると1.5倍の300mmに。1本のレンズで焦点距離を広くカバーすることができるようになったのも嬉しいところです。

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