【散歩】水田と住宅の裏手、難波田の城門が忽然と現れる

水宮神社から歩くこと20分弱、いよいよ本命の難波田城に到着です。

と、その前に、歩いている畑には葱坊主、久々に見たのでついつい写真を1枚。

写真には写っていないですけど、難波田城公園からさいたま新都心までは、荒川を挟んで直線距離8kmほど。
なので高層ビル群がよく見えるんですよ。

電車の路線でみると全く異なる2つの地域、頭の中で繋がりました。

さて、難波田城公園は、普通の民家の裏にいきなり追手門があって少々びっくり。
田畑の中にある平城なので、周囲が宅地化されてしまったんでしょうね。

城跡として再現してあるのは、旧城郭の1/3ほどの面積とのこと。
それらしく整備してあるのは素晴らしいんですけど、失われた部分が勿体無い。

城内に入ると、それでも水堀や土塁はいかにもって感じ。
三重に堀が巡らされていた城、当時の姿を垣間見るような景色です。

菖蒲園なんかもあったり。
周囲の溝で子供達が夢中になって探しているのは、ザリガニかおたまじゃくしかでしょうね。

復元木橋は、発掘した際の橋脚を元に再現したもの。
城の木橋といえばもっと狭いものを想像してましたけど、幅1.8mは現代の普通の橋と変わらずでした。

本城門、本丸への入り口です。

本丸は失われていて、近代的な住宅が建ち並んでますね。
平らに整備された土地は、住宅を建てるには適した場所だったんだろうな。

堀の向こうに資料館。
よし、後でここもじっくり観ることにして、まずは古民家ゾーンに行ってみるかな。

お、行田の古代蓮がもう咲いているぞ。
この記事をアップする頃には真っ盛りでしょうけど、この蓮を見た時は久しぶりだったので感動しましたよ。

長くなってきたので、古民家ゾーンについてはまた明日。



【今日のワンポイント】
・ここが公園としてオープンしたのは2000年。それまでは小さな空き地だったとのことです。