モーションウィジット

2020年7月29日水曜日

【散歩】新撰組ゆかりの地、流山の街を散歩

とある週末、この日は流山に行くことに。

テレビで観た歴史ドキュメンタリーで新撰組をやっていて、家の近くで新撰組に所縁のあるところということで、思いついたのが流山。
近藤勇はここで捕まって、板橋で斬首されたんでした。

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流山に行くのは初めて。

最も歩かずに済むのは流鉄で流山まで行くパターン、今回は朝早かったので、武蔵野線の三郷から歩くことに。
流山と三郷、遠いように感じるものの実は江戸川を挟んだ対岸なんです。

流山橋は随分と時代がかった橋、これを渡って再び千葉県入り。
まずは左手にこんもりと見える丘、赤城神社を目指します。

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おぉ、凄いしめ縄だな。

毎年10月の例祭の前に大しめ縄行事があって、藁打ちからしめ縄を作るんだそう。
500kgもあるとのことで、ここに吊るすのも相当の難儀ではないかなと。

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赤城神社は不思議な地形で、周囲が平坦なところにポコッとこの神社だけが小高くなっているんです。

流山、赤城神社という2つのキーワード。


流山6丁目の赤城神社は、お椀を伏せたような小山上に鎮座しています。

 この小山(赤城山)が上州(群馬県)の赤城山の土が流れてきてできたとか、赤城神社のお札が流れ着いたとかいわれ、「流山」の地名伝説の舞台です。


引用元:赤城神社 大しめ縄行事


そう、ここは群馬の赤城山と繋がりがあるんですね。

土が流れてきたと言っても、さすがに山がそのまま流れては来ないでしょう。
とはいえ、関東平野をまたがる自然のダイナミズム、流山にはそんな由来があったとは。

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まだ朝9:00頃だというのに、赤城神社には人がわんさか。
不思議そうな顔をしながら、人のいないタイミングを見計らって写真を撮っていると、お一人が寄ってきて「今日は水神祭なんですよ」と解説してくれました。

「世の中こんな状況(新型コロナ禍)なので、これでも人数を絞ってやっているんです。」と。
お祭りが年に4回もある神社なんだそうで、地元の方の信仰を集めていることがよく理解できたなと。

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光明院、風情と気品ののある門構え。
今回は門前を素通りしたのみだったものの、こんな景色を観ながら和むのも良さそうですね。

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一茶双樹記念館。

一茶とは言わずと知れた小林一茶のこと、流山には数十回訪れていたんだそう。
江戸時代、流山は宿場町として栄えていて、味醂の醸造でも有名だったようです。

『茶房 一茶庵』では、お茶と和菓子を楽しめるようでしたけど、まだ朝早くてオープンしておらずでした。

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街角に忽然と現れる海鼠壁、ありゃ何だろう。
せっかくなのでと、近くで見てみたくなりますよね。

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流山キッコーマン株式会社、キッコーマンの味醂部門を分社した会社のようです。

壁に貼ってある写真やイラストは流山の味醂の歴史を語るもの。
これもゆっくり見ると面白いんだろうなと思いつつ、蒸し暑くなってきたので先を急ぐことにして、続きはまた明日。




【今日のワンポイント】
・キッコーマンの社名を漢字で書くと「亀甲萬」って知ってました? 亀甲と、亀は萬年の合わせだそう。ヤッターマンなどとは違い、意外に深い意味があるんだなと。

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