モーションウィジット

2020年7月1日水曜日

【散歩】狛犬ならぬ狛蛙、カエル尽くしの水宮神社

水子貝塚資料館を出て、さて、次に向かうは難波田城…
あれ。

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資料館を出てすぐ、なんだか立派な門構えのお寺があるじゃないですか。
調べてみると大應寺という真言宗のお寺。

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門の正体を見にいくと… あ、鐘楼門なんだな。
お寺のWebサイトはなくブログなので詳細はわからずでしたけど、ネットにあったPDFファイルによると鐘楼門は江戸時代のものらしい。

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そして本堂も巨大、こちらも江戸時代のものを10年前に建て替えたとのこと。
きっと造りはそのままなんでしょうけど、こんな田舎…と言ったら失礼か…に不釣り合いな立派なお寺に少々驚きです。

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駐車場の横には、薬師堂を始め3つの立派なお堂。
ここ、お墓も多いし、ベッドタウンとして発展したこの地で上手くやってきたんでしょうね。


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大應寺の隣には神社、こちらは水宮神社というそうです。
ちょっとお詣りしていくかな。

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拝殿の前、へぇ、水車なんかもあったりして…
あれ、何だ、この違和感は。
ん?

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なんと、狛犬ならぬ狛蛙。
神社のWebサイトを見ると、以下のような記述がありました。


水宮に伝わる古くからの伝承 狛蛙ものがたり
昔々、この地に、人間のように立って歩きたいと願う蛙がいました。
そこで蛙は、熱心に願をかけ、二本足で歩けるよう祈りました。そしてついに願いが叶い歩けるようになったのです。
しかし、立ってしまうと蛙の目は後ろになってしまい、うまく歩くことができません。蛙はもう一度願をかけ、元のように戻れるよう祈りました。
「立って歩きたい」、「やっぱり元に戻してほしい」、ころころ心が変わる蛙に神様も怒ったのか、簡単には許しません。
困り果てたころ、大日如来(不動明王)様が元に戻してくれました。
戻った蛙は二度と立って歩きたいとは思いませんでした。
蛙は、「旅先から無事かえる」、「失くし物がかえる」、「若がえる」などとかけられ、今も願をかけにお参りされる人が絶えません。

なるほどねぇ。

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御神水はなになに、蛙を捻ると水が出てくるとな。
これかな、えい、おぉ、出た。

単に蛇口の取手が蛙というだけですけど、狛蛙を見た後だと何だかありがたい気分になりますね。
水に拘った神社、なかなか面白かった。

さて、改めて難波田城に向かうとするかな。



大應寺
049-251-5611
富士見市水子1765
参拝時間 9:00~17:00

水宮神社
049-251-7520
富士見市水子1762-3

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