等々力渓谷の南端近く、少し大きな橋を渡ると、そこには広場があります。
季節が良ければ、ここで弁当を食べたりするにも気持ちよさそうだな。
ん？ こんなところに案内板、なになに、等々力渓谷3号横穴か。
広場から歩くこと2分ほど、こんな石組みがあるんです。
これって、住居跡？
にしては狭いような…あ、なるほど、お墓なのか。
奥行きは13mもあるそうで、この地の有力者が眠っているんだとか。
中には入れませんけど、奈良時代のものとのことなので結構貴重なものを見学できたなと。
渓谷を更に南下、終点付近にはまた別の橋。
人の数も一段と多いのは、等々力不動尊があるからです。
渓谷内には稲荷大明神、川の流れと木々の中にポツリ。
不動の瀧はちょろちょろ湧き水ではあるものの、空間の神秘的な雰囲気は心地よい。
長い階段を登って、等々力不動尊のお堂に。
現(うつつ)に戻る一段一段、という感覚ですね。
等々力不動尊の境内はそこそこ広く、ここが満願寺というお寺の分院ということも調べなきゃわからないほどの立派さ。
今時は、等々力不動尊の方が有名なんじゃないかな。
二礼二拍一礼でお参りしている人がいて、あれ、不動尊って神社だったっけ？
成田山は間違いなくお寺だし、振り返っても鳥居はなし。
記憶に間違いはなかったものの、大師や不動尊って、「寺」とついていないので紛らわしいですね。
幅広な展望台もあって、春は桜が綺麗なんだとか。
渓谷に桜、さぞかし素晴らしい眺めでしょうけど、きっと混むんだろうな。
まぁそれはともかく、等々力不動尊には駐車場や休憩所もあり。
外国人にも喜ばれる観光地ですね。
等々力不動尊
世田谷区等々力1-22-47
03-3701-5405
札所・駐車場は8:00～16:30
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