モーションウィジット

2022年10月11日火曜日

【旅行】青木ヶ原樹海、溶岩と緑が豊かな遊歩道

【この記事のポイント】
・青木ヶ原の樹海というと怖いイメージがあるものの、実際に行ってみると緑が深く整備された遊歩道が歩きやすいところ



小鳥たちとのひとときを楽しく過ごした後、次の目的地である『西湖いやしの里』に向かうことに。

メインの建物である樹海ギャラリーを出て、目的地とは逆方向の芝生広場に向かいます。
冬場に樹氷を観ることができるのはここなのか、きっと大きく景色が変わるだろうこの広場の様子を目に焼き付けておいてと。

隅にはゲートがあり、閉鎖しているのかと思いきや小動物が通れなくするために閉めていただけでした。

写真通りにやれば簡単に開く... あれっ…
慣れない人が一発でフックを外すのはなかなか難しいようです。

ゲートを抜けた先、気持ちい森林と遊歩道が続きます。

この森林は青木ヶ原、自殺で有名なあの青木ヶ原です。
とは言ってもここは30平方キロメートルもある原生林の端っこ、遺体があればすぐに発見されているだろうからまぁ関係ないでしょう。

青木ヶ原の生い立ちですけど、平安時代の噴火(貞観大噴火)で流れ出た溶岩がここに流れ込み、その後の1200年で形成されたという比較的若い森。
この貞観大噴火では、西湖・精進湖・本栖湖が分断されたというのだから凄いですよね。

途中に小屋があって、ここで一休みできるのか...
いや、鍵がかかっていますね。

中を覗き込むと木の一部、こりゃ舟ですね。

ネットで調べてみると、西湖の湖底12mから1981年に引き上げられたものとのことで、造られたのは鎌倉時代。
当時はこんな船が湖面を行き来していたんですね。

青木ヶ原の元が溶岩流というのは、所々にある岩をみればよく分かるというもの。

こんな風景が何となく不気味さを醸し出しており、これも自殺のイメージに結び付けられているんでしょう。
な〜んて考えていたら、ちょっと怖くなってきたなぁ。

おぉっ、びっくりした!

予想しない方向から人が突然現れることがあるのは、遊歩道が想像以上に複雑に整備されているため。
皆さん写真を撮ったり鳥を探したりしながら歩いているので、交差点で鉢合わせすることもあるんです。

西湖いやしの里入り口には徒歩15分ほどで到着、おっ、ハンバーガー屋さん。
『スージーズ 西湖店』というお店、意識としては惹かれたんですけどなぜか足が向かなかったのは、朝食がメンチカツバーガーだったからなのかな。

明日の記事では、実際に食べたランチについてご紹介します




【おまけのワンポイント】
・青木ヶ原=自殺名所というイメージは、松本清張の『波の塔』で有名になったんだとか。1960年に刊行された長編小説、この歳に映画化もされてテレビドラマにも8回なっているんだそうです。

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