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2022年9月13日火曜日

【資産運用】投資信託はどうせ儲からない、という思い込みを脱却

【この記事のポイント】
・投資ロボアドを試してみたく、まずは少額でウェルスナビとサステンで運用開始



私の資産が預金に偏っているのは、これまで何もせず放ったらかしだったら。
でもそれだけじゃなく、投資信託に関して誤った思い込みもあったというのを白状しておきます。


誤った思い込み、それは株式市場はゼロサム、つまり誰かが儲ける一方で、同じだけ誰かが損するということ。
そしてその損を被るのは、どうせ投資信託だろうと思っていたことです。


え? ゼロサムって正しいでしょ。
その通りではありますけど、「短期的には」という前提がつきます。

(りそなグループ 投資とは?初心者がまず押さえるべきポイントより引用)

中長期的にはどうかというと、この図の通り世界の株式は成長しているんです。

もう一つ、この図を見ると、日本の株式は30年間で全く成長しておらず。
日本の株式だけという狭い領域だと、ゼロサムが当てはまるということですね。


次に、投資信託が損を被るものなのかどうか。
(投信資料館 投資信託の運用会社別純資産総額(運用残高)ランキング(2021年3月)より引用)

こちらはリーマンショック後の投資信託の純資産総額の推移を表したグラフですけど、上記の世界の株式とほぼ同じような動きで伸びてます。

・世にある資産運用の紹介では、必ずと言っていいほど投資信託を勧めている
・世の中には数多の投資信託があり、損する投資信託は間違いなく淘汰されている

冷静に考えればそうだよな。
やはり私の思い込み、投資信託は上手く活用すべきものなんです。


前置きは長くなりましたけど、投信信託に資産を振り向けようと考えた時、ぱっと思い浮かんだのがロボットアドバイザー(ロボアド)。

投資家の運用方針・目的に即した配分で金融資産に投資・運用してくれ、必要に応じて適宜ポートフォリオの修正をかけてくれるというもの。
要は、細かく売り買いしなくても、金融工学に基づく資産運用を適当にやってくれるAI、ということのようです。

(ウェルスナビ トップページより引用)

メジャーどころはウェルスナビ、ネットで調べると過去の運用の実績も高いらしい。
手数料が預かり資産の1.1%(年率)というのが若干高めではありますけど、ロボアドを試してみるのにこいつは外せないなと。

とりあえずということで、ポートフォリオはリスク許容度5段階の高い方から2番めの「4」にしてあります。

(サステン トップページより引用)

もうひとつがサステン、まだサービスが始まってからの期間が短いものの、これの特徴は手数料体系。
残高を毎月確認し、過去最高益を更新した時のみ、手数料が発生するという仕組みになっています。

残高が減っているのに手数料だけを取られるというのは気分がよろしくないものですけど、反対に儲かっている時なら「ま、少しぐらい高くてもいいよな」となるもの。
そんな心理を上手く突いているという仕組みに感心して、これにもウェルスナビと同額を入れておいてみることにしました。

こちらはポートフォリオをより細かく設定できるようになっていて、「運用タイプ」という名称で9種類が定義されています。
私が選んだのはヘッジファンドタイプ、リスク許容度は最も高いんですけど、世界経済の成長の恩恵と、景気に連動しにくい絶対収益のバランスをとるというものです。


先に記事に書いた『トラノコ』と三つ巴、運用成績や使い勝手の良し悪しなど、今後も折を見て触れていこうと思いますのでどうぞお楽しみに。





【今日のワンポイント】
・ウェルスナビもサステンも、申込をしてから10日ほど運用開始。会社からの指示や連絡にスムーズに対応していけば短期間で案内も丁寧、やってみれば意外に簡単なことに驚きました。

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