モーションウィジット

2021年7月1日木曜日

【散歩】異常気象のせい? 蓮の花がまだ咲かない​

地元の下総中山、定番の風景に心配事が一つ。
あれどうなったかなと、ウォーキングついでの確認に行ってみました。

下総中山には、法華経寺という大きなお寺があるんです。

下総中山駅北口の商店街を進み、千葉街道、京成線を超えたところには通称「黒門」と呼ばれる総門。
すっかり商店街の一部に取り込まれていますけど、建築されたのは江戸時代中期という貴重な文化財です。

扁額は掛川城主の太田資順の江戸時代末期の筆。

太田家は徳川幕府の譜代大名家ですけど、太田重正が江戸入りした家康に仕えたのがその始まり。
更に祖先を辿ると江戸城を築いた太田道灌の曾孫という説もあるそうで、バリバリの関東武士の家柄なんだなと。

商店街の突き当りには山門、こちらは「赤門」と言われているのは、本来は朱塗りだったからでしょうね。

そういえば『赤門』という名の人気焼肉店が近くにありますけど、あれはこの赤門と関係があるんだうか。
調べてみたら『赤門』の本社は勝田台、単なる偶然みたいです。

参道を更に進むと、茶店が何軒か並んでいます。

おでん、むかご(山芋の球芽)が美味しいんでけど、そういえばもう10年以上寄ったことないかも。
家から近過ぎるせいでしょうね。

祖師堂、日蓮聖人を祀るもので、現在の建物は1678年に完成したもの。
これほどの規模の建築物が今日まで残っているって、結構凄いことだよな。

1987年から10年かけて修復、思い返せばこの地に住むようになった時はまだ修理中でした。
あれからもう25年にもなろうとしているとは、月日が流れるのは本当に早いなと。

なんて普通に歴史散歩の記事になっていますけど、そういえば今日来たのは心配事の確認だった。

その心配事は龍王池の蓮、今年はなかなか咲かないんですよ。
例年であれば6月下旬から咲くものだと記憶しているんですけど、葉っぱすら育っていないのはなぜなんだろう。

この池に住む亀か魚が蓮を食べちゃったとか。
毎年のように撮影にも来ていたところなので、蓮に覆われていない水面は寂しいものだなと。

かろうじて一つだけ咲いているのを発見、まだ季節が早いのかな。

いや、雨が少ない異常気象のせい?
地球温暖化の影響?

7月の初旬までこんなだったら、いつもとは違って何か問題ありということだな。
また改めて、確認に来ることにしましょう。




【今日のワンポイント】
・龍王池の蓮は古代蓮。行田や千葉公園に行かずとも、弥生時代を感じることができる貴重な池なんですよね。

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