モーションウィジット

2021年7月13日火曜日

【散歩】水運と水田と、埼玉の江戸時代遺構巡り

とある休日、この日は武蔵野線の東浦和駅から京浜東北線のさいたま新都心駅までのウォーキングに。

何でこんなところを歩くの?
そんな反応を頂いて当たり前の場所ですけど、「ニッポン城めぐり」という位置ゲーで、電車の駅からは攻略できない城がこの近辺にあるからなんです。

東浦和駅、どこにでもありそうな駅の風景。
よし、ここからウォーキングのスタート。

この竹の小径はいい雰囲気ですよね。
駅からすぐの「見沼通船堀公園」の風景で、涼やかな風が吹き抜ける癒しのスポット。
今日はここでビールを飲んで過ごす、なんていうのもいいなと思ってしまう清々しさです。

芝川の近くまで歩いて「鈴木家住宅」に到着。
鈴木家は江戸時代、先ほどの見沼通船堀の差配役、つまり運行管理を行っていたらしい。

この家は1800年代初の江戸時代に建てられたもの、とはいえまだ現役で人が住んでいるので、建物内部の見学はできないんです。

その代わり、土日は裏手にある米倉や納屋を見学可能。
特筆すべき建物ではないものの、中にも入れるし、古民家ファンにはたまらないんじゃないかな。

1/2サイズの船もあるんですけど、1/2でも結構な大きさ。
こんな船が江戸への物流をさせていた、なんていうのが興味深い。

芝川は穏やかで、水面に雲が写っているのが美しいなと。
見沼通船堀は、この芝川を挟んで東西に2つあったんです。

東側はこんな感じ、江戸時代の閘門が再現されています。
閘門とは、2つの水門で水を堰き止め、水位差がある川を行き来するという構造ですね。

現代でも都内には現役の閘門がありますけど、江戸時代は人力でこれを操作していたんだなと。
船を引くのも人力、荷物満載の船、さぞかし重かったんだろうと想像しながらの見学でした。

水田の風景、美しいですね。

かつてここは沼地で、江戸時代中期に干拓されて現在の姿に。
干拓は水田開発のためだったので、この風景は当時からさほど変わらないんじゃないかな。

さて、次の目的地に向けて一歩き。

途中にある芝川第一調整池、洪水を防ぐための池でここに200万トンの水を逃すことができるんだとか。
そう言われてもよくわからんですけど、ご覧の通りとにかく広いんです。

景色いいなぁと思いながら、続きはまた明日。




鈴木家住宅
埼玉県さいたま市緑区大間木1889
営業日 土日 10:00〜16:00

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