モーションウィジット

2021年2月26日金曜日

【散歩】幕張から花見川沿い、史跡を訪ねながらのウォーキング

ここ最近、緊急事態宣言で遠出できないのでと実践している近隣駅からの1万歩ウォーキング。
今回はJR総武線幕張駅からのスタート、京成線の八千代台駅を目指します。


幕張駅を降りるとき、ふと目に止まった看板には「この駅は幕張メッセの最寄り駅ではありません。」と。

名前で誤解する人も多いのは仕方なし、改札内にこの看板があるのはまぁ親切、できれば「お急ぎの方はタクシーで。15分ほどです。」くらいは書いておいてもいいんじゃないかな。
バスも電車も経路が複雑、時間も30分以上かかってしまいますからね。

まず最初に寄ったのは昆陽神社。

昆陽って何? 普通はそうなりますよね。
これは人名でフルネームは青木昆陽、江戸時代中期幕臣の農学者、サツマイモの栽培を関東にも広めた人。

天明の大飢饉(1782~1788年)では、サツマイモのおかげで多くの人命が救われた、試作地の一つがここ幕張(馬加村)、餓死者を一人も出さなかったという功績があったんだそう。
近年の人の名前という繋がりでは、小田原の二宮神社(二宮尊徳)と同じですね。

それにしても、何て殺風景な土地なんだ。
道路工事で移転した結果とのこと、せめて周囲をサツマイモ畑にするくらいはしても良いのではと思うのは私だけではないような。

三代王神社、創建年代は不詳とのことで、この近辺にあったとされる馬加城や武石城と関連ありとする説もあるんだとか。
確かに、同じ台地上にあるのは歩いてみるとよくわかります。

Google Earthで確認、お、3つが見事に等間隔で並んでますね。

更に、連なる台地上には実籾城も。
この台地の端っこ、舌状になっているところは城造りに向いているんだなと。

武石城の麓とみられる場所にある真蔵院。

この地の領主、武石三郎胤盛が母の菩提を弔って造営したのが1197年。
武石城は築城廃城いずれも不明ですけど、お寺の歴史から鎌倉時代初期というのは間違いないでしょう。

さて、ここからは花見川沿いに。
サイクリングロードが印旛沼まで繋がっていて、車も通らず歩きやすい道。

そういえば20年以上前、下流の海浜公園で自転車借りて、このサイクリングロードを走ったことがあったっけかな。
途中で仕事の電話がかかってきてサイクリングは中止に、あの時、自分は実は仕事が好きじゃない、ということを自覚できたんですよね。

人通りも少ないのはいい点ではあるんだけど… 余りにも単調で退屈な道。
ウォーキングに集中するには最高なんでしょうけどね。

花見川を離れて八千代台駅駅に、川を渡る橋の上から見た花見川。

土手も目立たず、自然のままっぽい雰囲気がありますよね。
この近辺には多く見られたであろう原風景、そのウォーキングを楽しめたのはいい経験かな。

花見川から八千代台駅までは住宅街がメイン、途中で通過した花島公園には、観賞用カボチャ窃盗禁止! の看板。
この書き方からすると、食用と思って盗む人がいるんですね。

柏井市民の森は入口を脇目に見ながら通過、ここもかなり広々としているようです。

想像していたよりも木が多く生い茂っているので、夏場でも木陰で気持ちよさそう。
今度また来てみようかな。

なんていう間に八千代台駅に。
さて、ランチのお店にというところで、続きはまた明日。




【今日のワンポイント】
・この日歩いた距離は9km。10,000歩ウォーキングには若干長すぎたか。

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