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2019年8月20日火曜日

【観光】あれ、お宮が階段下… 日本三大下り宮の一つが富岡に

富岡製糸場に行く前に、近くにある上野国一ノ宮、貫前神社に寄っていこう。
一ノ宮といえば、立派な神社で一見の価値ありでしょうからね。

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鏑川沿い、山地の終端にあたる場所。
城があってもおかしくないような立地に、貫前神社は建っています。

この銅製灯篭は1865年に作られたもの、富岡製糸場は1872年に開業しており、その先駆的な記念碑ともいえると案内板に。
なるほどなぁ、そういう言い方もあるか。

地元の方の寄付で建てたそう。
立派な灯篭の造りは、ここは元々それなりに豊かな土地であった、ということは言えそうですね。

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総門の向こうには…あれ、拝殿の屋根しか見えない。
下り宮という造り、珍しいですね。

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高低差はご覧の通り、階段の段数は多いんです。
総門をくぐった瞬間、パッとこの景色が広がるというのは気分がいいものです。

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楼門もなかなか立派なもの。
右手には千羽鶴、左手の台の上に並んでいるのは…何だ?

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蛙、無事かえる、か。

そういえばそんなことを言われながら、小さな蛙を貰ったことがあったな。
確か子供の頃で、御守りのように財布に入れておいたような。

誰に貰ったんだかも全く思い出せずですけど、ここで買ったものだったのかな。

元々は、蛙の形をした猿の腰掛(←ややこしい)が戦時中に生えて、出征する兵士の縁起物だったんだとか。
高度成長期に交通事故が多発、「無事かえる」が御守りになったという経緯。

そうか、交通事故から守ってくれるものだったのか。
勝手に「お金が無事かえる」にしてました。

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社殿は極彩色、これは1698年に徳川綱吉の修復時に漆塗りになったことが起源。

創建は534年と古く、12年ごとに式年遷宮が執り行われるとのこと。
この色彩も12年ごとに塗り直されているのかどうか、やったら大変な作業だろうなぁ。

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御神木は、将門の乱平定でこの地を訪れた藤原秀郷が奉納したものとのこと。
乱平定が940年、そこから数えても1,000年超という杉は迫力ありますね。


さすがは上野国一ノ宮、見所多い神社でした。


一之宮貫前神社
0274-62-2009
富岡市一ノ宮1535
参拝時間 8:00~17:00(本殿)
無休

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