香川県宇多津町からのふるさと納税返礼品、今月はシャインマスカット。
ダンボールの表面には「ぶどう」としか書いていなかったんですけど、開けてみるとこの通り。
いかにも美味しそうな房が3つも、丁寧に梱包されているのでさぞかし手をかけて育てたものなんだろうな。
これは極めて嬉しい返礼品です。
早速食べてみましょう。
皮のまま食べられるはずだと思いながら、種を噛むと歯がかなり痛いので慎重に…
ん、おぉ、甘味が素晴らしい！
甘いだけじゃなく、マスカットの爽やかな風味にたっぷり果汁。
微かな酸味もまたよくて、皮の周囲にある濃い甘味とともに美味さの源泉に。
一つひとつの粒がデカくて、皮のパリッとした食感も半端じゃない存在感と満足感を存分に感じさせます。
シャインマスカットって、こんなに美味しいのか。
高値なのでスーパーでも手が出ずでしたけど、それだけの価値があるものだということがよ～くわかりました。
あ、当然ながら、心配した種は一粒も入っておらずです。
ところでシャインマスカットって、若い頃は聞いたことすら無かった品種。
調べてみると登録は2006年、なんだつい最近じゃないですか。
なになに、スチューベンとマスカット・オブ・アレキサンドリアの交配が安芸津21号、カッタクルガンと甲斐路の交配が白南で、安芸津21号と白南の交配がシャインマスカットなのか。
スチューベンはアメリカ品種、マスカット・オブ・アレキサンドリアは北アフリカ。
甲斐路は名前からして日本で、カッタクルガンはヨーロッパらしい。
これだけ世界各地の品種が混ざっているというのは凄いですね。
クォーターの人間だとしたら美男美女になりそう、なるほど、ぶどうも美味しくなる訳だな。
シャインマスカットの生産量、ネットで調べると2015年は香川県が全国5位。
上位の長野、山梨、岡山、山形とは差が大きいものの、2年間で2.3倍と伸びが著しいんです。
この美味しさ、シャインマスカットって売れるんでしょうね。
日本全国で生産が増えて、安く食べられる日が来ることを願いましょう。
【今日のワンポイント】
・シャインマスカットの旬は8月から9月。本格的な秋の訪れ前に食べられるというのもいい点ですね。
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