モーションウィジット

2018年9月14日金曜日

【グルメ】ヌガーグラッセを食べながら、まったりと過ごす贅沢なひと時

秩父観光案内を見ると、必ずと言っていいほど載っているのが「泰山堂カフェ」。
 
昭和初期の建物を改装しているので、古民家カフェというには少々新し過ぎるか。
ヌガーグラッセというお菓子が美味しいとのことで、ぶどう摘み取り食べ放題30分と比較の上でこっちを選んだんです。
 
金・土は11:30から営業開始のところ、行ったのは木曜だったので13:00から。
前の記事にあるよう時間を潰して、開店直後に到着です。
 
古い建物ながらも、緑を多用したシックな色合いなのでお洒落な印象。
なるほど、こりゃ女性に人気がある訳だなと、外観だけでもよく理解できます。
 
店内に入ると、先行のお客さんは1名のみ。
さすがに平日の開店直後は空いていますけど、土日は大変な混みじゃないかな。
 
店内もお洒落に改装されていて、間接照明も居心地の良さを演出してくれます。
 
お、きたきた、噂のヌガーグラッセ。
 
子供の頃、ネチャっとしたヌガーというお菓子を食べましたけど、これはグラッセ、つまり凍らせてあるんです。
ヌガーには、歯にくっつく、詰め物が取れてしまうというネガテイブなイメージがあるものの、凍らせてあれば大丈夫だろう。
 
コーヒーとともに、よし、早速頂きましょう。
 
ぱっと見柔らかそうなのに騙されて、フォークをサクッと…
 
スコッ、カッツーン!
 
お皿を思いっきり打つ大失敗。
そうか、凍らせてあるんだった。
 
その断片を口に入れると、うん、何だか懐かしい味だな。
ドライフルーツやナッツの味に混ざって香るこの白い部分、う~ん…何だっけ。
 
食べ終えても思い出せずでした
 
けど、子供の頃に食べた自家製のアイスクリームのような味。
ん、これだけしか書かないと、家庭料理のような印象になってしまいますね。
 
手の込んだ複雑な甘みに、ドライフルーツや周囲のベリー系の酸味、そしてナッツの芳ばしい風味。
冷んやりとした舌触り、口に含んでいるとフワッと消えていく不思議さ。
 
建物の雰囲気だけでなく、非日常は食感にも。
それがこの泰山堂カフェの魅力なんだなと。
 
そうそう、もう一つ大事なポイント。
このヌガーグラッセ、コーヒーよりも紅茶の方が合います。
 
コーヒーでも決して悪くはないんですけど、香りと苦味がせっかくの複雑さを消してしまいがち。
紅茶の淡い味の方が、ヌガーグラッセの絶妙な風味を生かしてくれると思います。
 
食べ終えて店外に出ると、この建物が国指定重要文化財だという看板。
その割には随分と手を加えてますけど、多くの人が訪れるという意味では成功モデルと言えるでしょう。
 
こんなものが入り口横にぶら下がっていました。
こんなに素敵にNo Smokingと表記するというのは、喫煙者に対する心遣いと言えるでしょうね。
 
泰山堂カフェは秩父駅から徒歩7~8分程度、秩父神社からだと5分もかからず。
観光案内にある通り、訪れる価値十二分にあり、というお店でした。
 
 
泰山堂カフェ
0494-22-0946
埼玉県秩父市番場町11-6
営業時間 11:30~20:00(金、土)、13:00~18:00 (日、月、水、木)
定休日 火
 

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