モーションウィジット

2018年9月10日月曜日

【観光】素晴らしい彫刻の彩り、歴史ある秩父神社に

今年の夏は1泊2日での秩父旅行、秩父三社巡りと長瀞に。
初日は秩父神社と三峰神社、翌日に長瀞で宝登山神社と川下りというルートです。
 
外環道が家の近くまで開通、関越道まで短時間で行けるようになったので、今まで行ったことがなかった秩父方面に行ってみようかなと。
 
 
出発後、市川から側道の298号線を走ってみましたけど、三郷南I.C.までは20分ほどと今までが嘘のように楽。
これまでは柴又の川沿いの一般道、40分くらいかかっていたところが半分程度になったんです。
 
関越道は嵐山で渋滞とのことで、東松山で降りて山道を行くことに。
これがなかなかハードな山道ながら、それでも秩父まで2時間半はかからずでした。
 
秩父神社に到着。
朝1030と早めの時間なので、神社の無料駐車場に停めることができたのはラッキーでした。
 
街中にも関わらず広い社領だなぁ。
 
拝殿は徳川家康が寄進したんだとか。
1592年というから関東入領の2年後、まだ基盤が安定しきっていない時期。
これほど立派な拝殿を造ったとは、秩父の重要さを物語っていますね。
 
ここの見どころは社殿の彫刻、1970年に解体復元されているので、彫刻の彩も残っています。
よし、ぐるっと一回り観ていきましょう。
 
まずは最も観たかった「つなぎの龍」。
左甚五郎作と言われており、「つなぎ」は鎖、左右それぞれにあるんですけど…見えますかね。
 
彫刻に鎖を入れるというのは、他では観たことがない珍しい造り。
立体感を強調するための技法、なのかな。
 
「北辰の梟」、かなりアップにしたので、真ん中にいる小さな姿もおわかり頂けるでしょう。
 
身体は奥向き、頭だけクルッとこちらを見ているんです。
梟の見ている方角に北極星があるとのことで、秩父神社のご祭神である妙見様の北辰北斗信仰に通じているんだそう。
 
「お元気三猿」は、確かに元気そうな表情。
よく見て、よく聞いて、よく話すだそうで、おちゃらけた表情にこちらも楽しくなります。
 
DSC_7232.jpg
「子宝 子育ての虎」、左甚五郎が彫ったものと言われてます。
子虎と戯れているのでこの名がついているとのこと、微笑ましい絵図です。
 
秩父神社、さすがは名の売れた神社というだけの良さあり。
交通の便もいいし、秩父に来たら外せないスポットです。
 
 
秩父神社
埼玉県秩父市番場町1-3
0494-22-0262
神門開門 5:00(冬季6:00)~20:00
年中無休
 

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