八津川館をチェックアウトした後、目的地は長瀞。
秩父旅行の2日目は長瀞観光で、まず真っ先に向かう先は「阿左美冷蔵 寶登山道店」です。
このお店、かき氷の超人気店なんですよね。
金崎本店よりも寶登山道店の方がまだ空いていると聞き、開店時刻に合わせていけば何とかなるかなと。
車で近くまで行くと、駐車場のおじさんが近づいてきて、車を案内してくれます。
ん？ あれ？
激狭通路を案内されて、阿左美冷蔵の駐車場とは別の駐車場に。
実は周辺住宅の便乗商売で、料金は500円。
阿左美冷蔵の駐車場は無料っぽかったので、目的地が阿左美冷蔵だけなら、便乗おじさんに釣られると損します。
でも500円というのは周囲の1日駐車場と同額、なので今回のように長時間駐車するなら問題なし。
阿左美冷蔵のすぐ近くに停めることができるので、むしろ便利だとも言えるでしょうね。
お店の前に到着すると、期待は見事にハズれ、10:00の開店直後でも既に長い行列ができています。
写真に写っている倍ぐらいの人が並んでいて、こりゃ一体何時に店に入れるんだろう。
急ぐ旅ではないので、まぁいいんですけどね。
列の進みはノロノロ、メニューをじっくりと見ることができます。
お、「上質を知る人のかき氷」か。
私ゃ上質には全く縁がないものの、「ヒマラヤ岩塩の塩飴あずきのかき氷」というのに惹かれるなぁ。
岩塩がどんな形態で供されるのか、見てみたいものですね。
よし、これにしよう。
店に入るまで、ちょうど1時間かかりました。
オープン時間にあの行列ということは、オープン時に入れた人は一体何時から並んでいたんだろう。
仮に9:00からだとしたら1時間待つ訳で、結局は同じだけ待つことになる訳ですね。
開店時の1巡目で入るギリギリが効率いいはず、さて、その頃合いがいいのは一体何時なんだろう。
並んでいる時に記入したオーダー用紙を受け取って、店の入り口で渡してから席に。
ほどなく運ばれてきた「ヒマラヤ岩塩の塩飴あずきのかき氷」。
盛り盛りの氷、雪の塊のようですね。
ふんわり空気を含んでいるものの、削り方なのか凹凸の激しい表面。
どんな味かな、よし、早速頂きま～す。
まずはヒマラヤ岩塩、シロップでした。
塩を加えてあるだけなので無色透明、シロップをかけた部分が見た目にはよくわからずです。
この辺だよなと食べてみると…
お、塩っぱ甘い。 (←そのまんま)
もう少し表現を加えると、旨味がある品のいいほんのりした甘さ、というところでしょうかね。
ヒマラヤ岩塩だからなのかはわからずですけど、サクサク氷にはよく合います。
これだけだとちょっとシンプル過ぎるかな。
ということで、黒蜜とあんこを乗せると…
う～ん、何だか汚らしいなぁ。
まるで雪上のウ○コだ。
食べてみると、黒蜜は濃厚な甘さ、あんこも普通に甘い。
ヒマラヤ岩塩シロップも加えると、甘さが増長されて更に甘甘。
シロップや黒蜜はほどほどにしておいて、氷の食感メインで上品に楽しむものでしょうね。
なるほど、「上質を知る人のかき氷」というのはこういうことなのか。
甘い口内をさっぱりさせるため、標準でついてくる梅干しを…
うひょー、酸っぱい！
油断してパクッといったからですけど、小粒ながらも強烈な一撃。
全く異なる味覚を刺激され、少々混乱気味の口の中でした。
個人的な好みでは、上総一ノ宮の赤七屋の素材の味を活かしたシロップの方が好きかな。
とはいえ、さすがは人気店のかき氷、美味しく頂きましたよ。
阿左美冷蔵 寶登山道店
0494-66-1885
埼玉県秩父郡長瀞町大字長瀞781-4
営業時間 10:00～17:00
定休日 火
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