モーションウィジット

2018年9月19日水曜日

【観光】いきなりの「おはよおぅございます」、いったい誰の声?

再び秩父旅行の記事にカムバック。
宿泊した「八津川館」から徒歩5分ほどのところにある秩父札所巡りの30番、「法雲寺」についてです。
 
秩父札所、正確には秩父三十四ヶ所観音霊場。
他の札所巡りは確か33のはず、なのに秩父は34なのか。
 
調べてみると、秩父三十四観音の他は坂東三十三観音と西国三十三観音。
これらを合計すると100になるよう、秩父は34にしてあるんだそうです。
 
秩父三十四観音だけでも、全て巡ると100kmとのこと。
これを制覇するのも面白そうだけど、徒歩だと1週間はかかりそうですね。
 
今回の法雲寺がその一つ目、ということにしておこうかな。
本当は秩父札所巡りすら知らず、たまたま宿の近所にあったので、朝の散歩に行ったのみなんですけどね。
 
このお寺は、美しい日本庭園に特徴あり。
鏡のような池面には山の緑が映り込み、確かにこれは素晴らしい。
 
季節になると、池の周囲の木が紅葉するとのこと。
美しさが増すことが容易に想像できますね。
 
お、一段高いところに赤いお堂があるぞ。
せっかくなので、あっちにも行ってみよう。
 
よく見る六地蔵より数が多いな。
1、2、3、4… この写真にあるだけでも17か。
 
朝陽が当たり始めて、今日も楽しい1日が始まりそうな賑やかな空気感でいいですね。
 
赤いお堂に到着、手を合わせて一礼すると、突然いずこから聞こえる響きのある声。
「おはよおぅございます。今日も1日、よろぉしくお願いします。」
 
誰? そして、私に話しかけているの?
 
もしやと、先程見たお地蔵様を振り返り。
いやまさか、いくら神秘的な秩父であっても、お地蔵様に挨拶される訳はない。
 
お堂の中で、お坊さんがご本尊に挨拶しているのかなぁ。
思わず、「おはようございます。」と声をあげてしまいましたけど、きっと私に言ったんじゃないだろうな。
 
もしかして、この一休さんのような立て札に監視カメラが仕掛けてあるとか。
それをお堂の中から監視して挨拶… いやいや、人を感知しての自動応答だったり。
 
謎は解けぬままですけど、朝7時前の法雲寺、驚きの経験でした。
 
実はこのお寺には、龍の骨、天狗の爪、楊貴妃の鏡といった宝物が置いてあるんです。
 
まぁどれも怪しげなものばかり。
敢えて見る価値もないかとは思いつつ、こういうオーパーツ系には正直言うと惹かれるのは、子供の頃から変わらず。
 
写真は撮らずでしたけど、お堂の一部から見ることができます。
 
ガマガエル、かな。
背中には2匹の子供、なんか愛嬌があるなぁ。
 
様々な品が置いてある法雲寺、地味なお寺ながらも、なかなか面白かったなと。
 
 
法雲寺
埼玉県秩父市荒川白久432
0494-54-0108
 

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