モーションウィジット

2018年9月23日日曜日

【観光】秩父三社のラスト、宝登山神社は白の美しさ

秩父三社巡りのラストは宝登山神社。
読み方は「ほどさん」なのは常識なのか、私は知らずでした。 

長瀞岩畳から、長瀞駅を通過してひたすら歩いていきます。 
ちょうどランチ時で、途中にレストランはあるものの、朝食がボリュームたっぷりだったのでどうもお腹が空かず。 

お店もそれほど多い訳じゃないですけど、行列ができているお店もチラホラ。 
観光名所のランチは、時間をずらすというのが賢いもの、観光の後にしましょう。


真っ直ぐな道の突き当たりが宝登山神社。

秩父神社ほどに街中ではなく、三峯神社ほどに山奥でもなく。
ほどほど感の宝登山神社、かな 。(←つまらん)

敷地内は比較的コンパクトながらも、鬱蒼とした森の中で見た目は涼やか。
秩父市内も同様ですけど、実際には昼間の気温は結構高いんです。

秩父は盆地、長瀞も小規模ながら周囲を山に囲まれている地形。
都心ほどではないにせよ、市川市と同じくらいかな。

朝晩は涼しくて過ごしやすいんですけどね。
社殿の彫刻と色使いが素晴らしいのは、秩父三社共通の見どころ。
三峯神社よりも規模は小さいにせよ、白基調で美しいですね。

彫刻を近くから、これが頭上を覆っている圧倒感が少しでも伝わればなと。

建築は江戸時代末期から明治初期とのこと。
9年前に改修工事があり、この美しさを取り戻しているんだそうです。

射し込む陽の光に紅い和傘、その下には御神籤、背景は深い緑。
日本らしくていい風景だな。

宝登山神社には付属のお宮、摂末社が目立つのが特徴。
天満天神社は学業の神様、学業でお祈りすることは…この歳だともう必要ないかな。

宝玉稲荷神社は、お稲荷さんなので出世かな。
今の世の中、出世を望まない若者が増えているんですよね。

確かにこの豊かな時代、出世しなくてもそこそこの暮らしができますもんね。
そんな事情を知ってか知らずか、女の子3人の家族連れがお参りしてました。

一番上のお姉ちゃん、鼻血が出たようで、ティッシュを突っ込んでお参りしている姿が微笑ましかったな。

隣接というか、敷地内にある玉泉寺、神仏分離が形式的なものであったことを感じる構造。
門の近くにあったこの物体、灯籠のような形をしているけど何だろう。

ネットで調べてみると、こぶ灯籠という名称で自然のままの木なんだとか。
へぇ、よくこんな木を見つけてきたな。

木を太紐でぐるぐるの巻いた狼煙筒もあったりで、この寺もじっくり観ると面白いのかもしれないですね。

秩父三社を巡るのは、最初の秩父神社はいいとして、次にこの宝登山神社、最後に三峯神社というのがいい順番かも。
三峯神社を先に観てしまうと、この立派な宝登山神社であっても迫力が失せてしまうんです。

これから巡る方に、ご参考になればなと。


宝登山神社
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828
0494-66-0084
参拝時間 8:30~17:00(4~9月)、8:30~16:30(10~3月)

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