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2024年3月2日土曜日

【山登り】長瀞アルプスから宝登山に、地獄といわれる階段は...

【この記事のポイント】
・秩父鉄道野上駅から長瀞アルプス経由で宝登山に、「地獄の階段」と名高い3つの階段は...実は全く地獄じゃなかったなと



宝登山神社の最寄り駅は長瀞ですけど、今回はお隣の野上駅で下車。

ここから歩き始めると、「長瀞アルプス」と言われる尾根筋を歩き、北西側から宝登山にアプローチすることができるんです。
比較的歩きやすいコース、ゴールの長瀞駅までの歩行距離も8.6kmと短めで人気があるので、駅前にはそれらしき方々がいっぱい。

登山道には、そんな方々の後をついていけばいいだけ。
師匠も何度か登ったことがあるとのこと、余裕綽々で歩いていると...

「あれ、こんなところ通ったっけかな...」
若干の不安を煽る一言、いつも人の流れで歩いているからなんだなと。

わかりやすい案内板もあって、まず迷うことはないと思います。
この門を曲がった奥が登山道入口、さて、今日も気をつけて歩くぞ。

最初は林間の平坦な道ですけど、この先で尾根筋の登りに。
道幅があるので怖くはないものの、バランス感に自信のない私はトレッキングポールを使用しました。

これがあるのとないのとでは大違い、変に格好をつけず常に使うのが正解なんだなと。

途中で私有林を抜ける箇所があり、このボックスに100円を入れることになります。

登山道を整備するのにコストもかかるんでしょうし、何よりも登山客のために開放してくれていることがありがたいですね。
ごく一部ですけど、この先にある狭めで右側に急傾斜がある道がこの日最も怖かったんじゃないかと思います。

暫く歩くと舗装路に、宝登山に行くにはここを右折。
登り坂が続くものの、山道を登ってきた後なのでさして苦にならずです。

「毒キノコ注意」の看板を左折、宝登山経験者のブログ記事なんかを読むと、ここからが地獄の登りらしい。
とはいってもまだ疲れてはいないし、さて、張り切っていくとしますか。

高低差100mを一気に登る3つの階段、そう聞いていたけど...
「まずは階段までの前哨戦の登り坂ですね。」と師匠、この登り坂も斜度はかなりあるんですよね。

ようやく階段に到着、先の方がなだらかなのでどこまで続いているのかがよくわからず。
まぁ一段一段登るのみ... あれ、なだらかなところは普通の山道で、1つめの階段はもうお終い。

2つ目の階段もそれほど長くはなく、地獄というにはちょっと甘いかも。

3つ目も同様。
確かに階段はキツイけど、整備されていて歩きやすくもあって一気に登り切ることができます。

なんていううちに山頂に到着、歩き始めてからここまで1.5時間程度でした。

師匠の気遣いのおかげ、怖さも感じずさくっと登り切れた長瀞アルプス。
下りは宝登山ロープウェイも使えるし、なるほど、これは初心者にもオススメのコースといえるでしょうね。

さて、山頂近辺で蝋梅を観て、奥宮にお参りしようかなというところで、続きはまた明日。




【おまけのワンポイント】
・アルプスというのはヨーロッパのアルプス山脈に因むもの、アルプスの語源はケルト語の山(albまたはalp)、ラテン語の白(alb)と言われており、氷雪に覆われた白い山という意味で名付けられたとのことです。だとすると、長瀞アルプスは... ちょっと違うかな。

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