モーションウィジット

2022年7月16日土曜日

【グルメ】昭和の工場飯、「豆腐の辛子焼」ってご存知でしょうか

【この記事のポイント】
・下総中山の町中華『味達』、豆腐の辛子焼という昭和なメニューを試してみたところこれがかなりのいい味



在宅勤務のとある日、この日は妻と娘がお出掛け。
息子と二人、今日は外食にするかということで、向かった先は最近のお気に入り『味達』です。

いわゆる町中華で、お洒落とは程遠いお店。
男二人なら全く気にせず、むしろこのお店の美味しさはお気に入り、嬉々として店内に入っていきます。

「こんにちは。」... お、我々が一番乗りか。
大将がにこやかに出迎えてくれ、カウンターに陣取ってメニュー選びです。

今回はターゲットが明確、前回食べそびれた豆腐の辛子焼700円。
前回はこの名前が思い出せず、とりからし炒めを食べたんでした。

とりからし炒めも美味しかったんですけど、1964年の東京オリンピックの頃に発祥した料理、製糸工場で働く人々の胃袋を支えてきたローカルフード、というものも食べてみたいなと。
今回は間違えずにオーダーできました。

待つこと10分弱、これが豆腐の辛子焼か。

麻婆豆腐のようでありながら、粘り気のないスープ。
てんこ盛りのライスもいつも通り、よしそれでは頂きます。

まずはスープを一口、うん、ピリ辛。
この辛さは唐辛子、奥深い香りはニンニクも入っているからでしょうね。

キュウリが乗っているというのもユニーク、スープと一緒に食べてみると... あれ。
これが不思議といい味なんです。

熱々のスープと冷たいキュウリ、コクのある辛味とさっぱりとシャキシャキしたみずみずしさ。
これらのコントラストが新鮮。

豆腐はぶつ切りでデッカくて、これをシュロリと一口で。
うんうん、辛いスープが絡まって美味いなぁ、これ。

ご飯にのせても当然にいい味、そしてキュウリを混ぜるとさっぱり食感。
シンプルな料理ながらも、味わいが多彩なんです。

この構成、どっかで食べたことあるよな... そうだ、冷麺だ。
冷麺ほどに酸味はないものの、辛さとキュウリの組み合わせはあの雰囲気かなと。

ネギと豚小間もスープによく合っていたし、てんこ盛りご飯でも足りないほど相性のよさでした。

新しい味に巡り会えたなと、『味達』の大将に感謝。
美味しかった、ご馳走さまでした、ありがとうございました。





関連ランキング:中華料理 | 下総中山駅京成中山駅鬼越駅


0 件のコメント:

コメントを投稿