モーションウィジット

2022年7月10日日曜日

【カメラ】新旧スマホのカメラにて、同じ風景を撮り比べてみた

【この記事のポイント】
・カメラ性能を売りにしているXperia 1、実際に撮ってみると3つのレンズそれぞれに使い勝手良しという印象



Xperia 1 Ⅱは2世代前の機種とはいえ、発売当時の売りの一つがカメラ性能。
3つのレンズは以下、加えて動く被写体にピントを合わせ続ける3D iToFセンサーもついています。

16mm(超広角) :有効画素数約1220万画素/F値2.2
70mm(望遠) :有効画素数約1220万画素/F値2.4
24mm(標準) :有効画素数約1220万画素/F値1.7

写真にどの程度の違いがあるのか、ZX1 Compact、iPhone7 Plusと撮り比べてみましょう。

まずは1 Ⅱの標準レンズ24mmで撮影。
Autoモードでの撮影で、f/1.7 と絞り開放で1/2500秒というシャッタースピード、ISO感度は64でした。

全体的に明るめで、空や樹木の色は自然に仕上がっているなという印象です。

こちらはZX1 Compact(f/2、1/2000秒、ISO40)、引き締まってはいるものの、全体的に少し暗め、青みがかっているのがおわかり頂けると思います。
ブログで使う際、露出を少し上げることが多かったのも、上の写真との比較でおわかりいただけますよね。

iPhone 7 Plusの広角28mmレンズ(f/1.8、1/2994秒、ISO20)、コントラストがはっきりしていて見やすい一方、空の青や植物の緑の発色が地味な印象ですかね。

以上3つを比べると、1 Ⅱが最も自然に見えるような気がします。


ついでにと、ミラーレス一眼のNikon 1 J5でも撮影してみました。
レンズは18.5mm(50mm相当)の単眼、ISO200に設定したプログラムモードでは、f/4.5、1/1600秒となりました。
全体的に薄めの色で張りがなく、空の色が薄いのが気になりますよね。

なのでMacにRAWを取り込んで加工、空の色を明るくしたり、芝も生き生きするよう整えてあげるんです。

こうやって手間をかけるのが一番綺麗には見えますけど、1 Ⅱでも決して悪くはないかな。
いや、むしろ緑は1 Ⅱの方がより美しく見えるという良さがありますね。

1 Ⅱの超広角16mm、広々と写すことができるこのレンズも色がいい。
景色を撮るときには活躍してくれそうです。

1 Ⅱの70mm、芝や緑の色は悪くないものの、空は薄くてこれはちょっと厳しいかな。
まぁこの写真は望遠に向いた撮り方ではなし、このレンズに合ったシーンで使えばいいか。

結論としては、1 Ⅱがあれば普段の撮影では全く問題なし。
標準レンズも持っていきたいときはNikon 1 J5も併用、よりハードに撮る時にはJ5の代わりにNikon D7000という編成がベストのようです。



【おまけのワンポイント】
・Xperia 1にはPhotography Proというアプリがついていて、これがいかにも一眼レフカメラというインターフェースで使いやすいんです。電子シャッター音も静かなのでレストランでも問題なし。重宝しています。

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