モーションウィジット

2020年3月6日金曜日

【返礼品】鱧に車海老、しゃぶしゃぶも洋風もいい味だったな

大分県杵築市からのふるさと納税返礼品、鱧と車海老のしゃぶしゃぶセット。

鱧も車海老も、滅多に食べない食材ですよね。
しかも贅沢にもしゃぶしゃぶで、楽しみにしていたんですよ。

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食材は冷凍で送られてきて、冷蔵庫で半日かけて解凍です。

車海老は胴の殻を取ってあるし、鱧も骨切り小分け済み。
Just eat it!って感じでいいじゃないですか。

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鱧は16切、2人前にしちゃやけに多いですね。
小分けというよりブツ切り、贅沢な食べ方だな。

京都のイメージが強い魚ですけど、四国の漁獲量が多く、大分でも水揚げがあるようです。
まぁそうじゃなきゃ、返礼品に選ばれたりしないか。

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車海老も、鰻と並んでふるさと納税ならではの品。

そもそも、店頭に並んでいるのを見るのも稀ですね。
大分産のは昨年も食べていて、味がいいのは知っていたんですよね。

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さて、しゃぶしゃぶのお味はと。

鱧は湯引きで食べるものなので、しゃぶしゃぶでも全く違和感なし。
独特の臭み、例えが良くないですけどゴムのような香りも残っているものの、まぁこれが鱧。

大きめの切り身をワイルドにガブリと、久々に鱧をたっぷり堪能できました。

そういえばNHKドラマの『みをつくし料理帖』で、江戸の料理人が鱧を捌けず、上方生まれの主人公澪が大活躍していたっけ。

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車海老、こちらはテッパンの美味しさ。
プリッとした食感に味の濃さ、ミソの磯の香りもいいですよね。


鱧と車海老をたらふく食べて満足したなか、秀逸だったのがしゃぶしゃぶの茹で汁。
鶏つくねや野菜の出汁もでて、複雑な美味に仕上がっていたんです。

しゃぶしゃぶといえばうどんかな…いや、今回は餅を煮込むことに。
味が染みた餅がとろり、これを茹で汁を啜りながら、それはそれは素晴らしい味でした。

ご馳走さまでした。



で、残り半分の鱧と車海老、同じくしゃぶしゃぶでは面白くないので洋風に調理。

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まず車海老は海老フライに。
プリプリの身は、フライにしても美味しいんですよね。

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そして鱧は、湯通ししてからカルパッチョ風の味付けに。

まずはライムの絞り汁で下味をつけて、これで鱧の臭みは完全に消えてくれました。
そして刻んだピクルスで甘酸っぱさ、イタリアンパセリで苦味、そして最後にバジル風味のオリーブオイルと岩塩で仕上げ。

風味が消えるので、鱧ならではというのは食感のみだったかもしれないと思いつつ、これはなかなか美味しかったんですよね。

改めて、ご馳走さまでした。


【今日のワンポイント】
・ことわざで、「鱧も一期、海老も一期」というものがあるのをご存知でした? 境遇は違っても人の一生は大体同じ、という意味なんだそう。今回の食材は正にその組み合わせ、美味しさとともに、そんな大局観も腹に落ちてくれるといいんだけど。

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