モーションウィジット

2020年2月6日木曜日

【観光】大宮は、いつから盆栽の郷になったのか

おっと、勢い余って記事を一つ飛ばしてしまった。
少し戻ってと、大宮盆栽美術館を出て、次の目的地は大宮公園。

Googleマップを見ると、途中に「大宮盆栽村」なる表示、え、そんな村があるのか?
自分の目で確かめてみようと寄ってみることにしました。

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この近辺のはずなんだけどなぁ。
そこにあるのは神社、植竹稲荷社という名前らしい。

鳥居の横にある石、「神徳廣大」と「皇恩無窮」と彫ってあって、なんだかありがたそうなのでお詣りしていくかな。

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ん? この石碑は何だ?
清水瀞庵翁紀功碑、清水瀞庵って誰だろう。

説明板を読んでみると、盆栽村創設に尽力した方とな。
明治7年生まれ、大正14年にこの地に居を移したとあります。

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境内に…あ、これが盆栽村の説明板だ。
そうか、関東大震災後、都内からこの地に盆栽業者が移転して盆栽村ができた、つまりかつて村だった場所、ということですね。

そういえばブラタモリでも、大宮は別荘地、行楽地だったことがあると言ってたっけ。
今日の便利さと発展からは全く想像できないですけど、かつては森林に囲まれた長閑な風景だったんですね。

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この近辺には、今でも5軒の盆栽業者が残っているとのこと。

何台も車が停まっているのは、休日の盆栽教室とかをやっているんでしょう。
ふぅん、面白そうだな。

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近辺には、「さいたま市立漫画会館」なるものも。

近代風刺漫画の祖、北沢楽天の家がここにあり、その跡地を利用しているんだとか。
無料ということで、一瞬観ていこうかなとも思いましたけど、今日はまだ先が長いということで断念。

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盆栽村では、5月3~5日に「大宮大盆栽まつり」を開催しているらしい。

時間があったらまた来てみようかな。
盆栽に興味を持つとは、いよいよ私も年寄りの仲間入りだろうか…

というところで、続きはまた明日。


【今日のワンポイント】
盆栽村には、以下のような掟(住民協定)があったとのこと。豊かな方が集まる場だったようですね。
・ここに居住する人は、盆栽を10 鉢以上をもつこと
・門戸を開放し、いつでも、誰でも見られるようにしておくこと
・他人を見下ろし、日陰を作るような二階家は作らないこと
・ブロック塀を作らず、家の囲いはすべて生け垣にすること

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